セミナー
トラブルのない正しい接着剤・粘着剤の使い方
~基礎から学び、実務に役立つ~
開催主旨
接着剤は自動車、電気・電子など幅広い産業において多くの製品に用いられていますが、他の接合法と異なり品質のばらつきが大きいという欠点があります。接着の品質は被着体の特性にマッチした接着剤の選定や取扱いに大きく左右されます。また、接着剤と被着体との界面には外力や環境変化によって様々な応力が発生し、それが界面剥離や凝着破壊など接着の信頼性に大きな影響を与えます。良い接着とはこれらの要素を充分に考慮し、接着剤の正しい選定や被着体の表面処理など正しい取り扱いをする必要があります。
しかし、接着剤は日常的に気楽に使っているために、業務においてもとかく理屈ではなく、経験に基づいて使用しているのが実状です。高品質な接着を行うためには、接着原理すなわち、被着体と被着体との界面現象や、硬化した接着剤の機械的特性などを充分に理解することが大切です。
概要
日時 | 2024年 8月 21日(水) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩60分) ※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 46,200円(資料含む、消費税込、1名分) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。 受講料 セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋) TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
1)接着技術の概要 |
1.1 各種接着法 1.2 接着・粘着とは 1.3 接着機能の分類 1.4 用途 |
2)接着技術の基礎 |
2.1 接着強度を理解するポイント 2.2 接着のメカニズム 2.3 接着の理論 2.4 接着とはく離 2.5 高分子材料の性状 |
3)粘着技術の基礎 |
3.1 接着と粘着の違い 3.2 粘着のメカニズム 3.3 粘着の評価項目と評価法 3.4 粘着テープの形態 3.5 粘着剤の設計 3.6 粘着特性 3.7 各種粘着剤の特徴と物性 3.8 粘着テープ取り扱い上の注意点 |
4)接着剤を活用した設計と取扱いの留意点 |
4.1 接着の機能 4.2 接着設計の基本(特徴、接着作業とトラブル発生要因、接着剤の選び方、接合部の設計、使用環境、表面処理、接着作業の注意点) 4.3 封止(シーリング) 4.4 接着剤選定の留意点 |
5)粘着剤を活用した設計と取扱いの留意点(接着剤との相違点を中心) |
5.1 粘着テープの形態 5.2 粘着剤の設計 5.3 粘着特性 5.4 各種粘着剤の特徴と特性 5.5 粘着テープ取扱い上の注意点 |
6)接着剤各論 |
6.1 接着剤と粘着剤の分類 6.2 各種接着剤の概要(エポキシ系、光硬化系、アクリル系、ゴム系、導電性、伝熱性) |
7)接着剤のトラブルと対策 |
7.1 接着接合の問題点 7.2 接着トラブルの発生要因 7.3 粘着剤の選定ミスによるトラブル 7.4 接着剤の変質と劣化によるトラブル 7.5 接着剤の硬化不良によるトラブル 7.6 被着体の表面処理に起因するトラブル |