セミナー

【ライブ配信セミナー】
製造DX推進にも寄与する
「外観検査自動化」を推進するための最重要ポイント

開催主旨

製造DXが進展するとともに、「外観検査の自動化」が現在急務となっています。
本セミナーでは、まず、品質管理における外観検査の自動化・省力化を推進するために必要な、検査や品質管理の意義、標準化などについて概要を述べます。

 

次に、外観検査システムの構築において必要な基礎知識として、我々の視覚・色覚と光学系・照明系について述べます。我々がまず「どのようにして物を見ているか」を理解し、人の眼とカメラの類似点・相違点について把握することから始めます。
そしてさまざまな照明方法や撮像方法を図解によって学ぶことで、外観検査にとっての前段となる「被検体を観る」に関する理解を深めることができます。

 

さらに、外観検査の自動化における中核部分である、「外観検査のための画像処理技術」およびその仕組みについて述べます。撮像して得られた画像からどのようにして欠陥を抽出し、良否判定するかのロジックについて学ぶことができます。これにより、外観検査自動化にあたっての着眼点を理解することができます。

 

最後に、外観検査自動化を進めるためには、目視検査と自動検査のそれぞれの特徴の違いを理解し、うまく組み合わせていくことが必要です。目視検査依存度の低減を目指します。
自動化を進めるために必要なマテリアルハンドリングや装置開発の注意点などについても学び、自動化に関するノウハウを身につけましょう。

 

こんなことが学べる講座です
・外観検査の自動化や品質管理の標準化に関すること
・人の視覚・色覚と光学系・照明系に関すること
・外観検査に使用する画像処理ロジックに関すること
・外観検査システムの構築や運用に関すること
・その他,外観検査に関する周辺知識

 

本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。

(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。)

概要

日時 2024年 8月 29日(木)13:00~17:00
(12:30 ログイン開始)
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:35,200円(資料含む、消費税込)

 

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 2024年 8月 28日(水)17:00〆切
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

阿部 淑人 氏(あべ よしと)

このセミナーを申し込む

プログラム

1. 外観検査の概要と自動化・標準化
 1. 外観検査とは? ~ 目的と効果
 2. 外観(画像)検査の種別と効能
 3. 検査・計測と品質管理・品質保証
 4. 生産方式と不良の発生
 5. 製造業におけるDX推進
 6. 品質管理システムとは?
 7. 物差しを定め標準化する
 8. 機器の校正
2. 視覚と光学現象と照明技術
 1. ヒトの色覚・視覚: 目の仕組み・混色・錯覚・分解能…
 2. 均等色空間と色差
 3. 幾何光学と反射・屈折
 4. 偏光・回折・散乱など
 5. 種々の光学素子
 6. 光源と照明の基礎(器具形状・明度指標・演色性)
 7. 照明の幾何条件・測色と光沢
 8. 撮像のための光学系
 9. チャートを使って調整・校正
3. 外観検査のための画像処理技術 
 1. 自動外観検査のロジック
 2. 画像処理システムの概要
 3. 必要な情報を選択する前処理
 4. 良品と不良品の特徴抽出
 5. 不良の認識と良否の判別
 6. ニューラルネットワークの仕組み(深層機械学習)
4. 外観検査の運用ノウハウ
 1. 限度見本と評価尺度の設定
 2. 目視検査の曖昧さ抑制
 3. 目視検査の役割軽減~自動化とその先へ
 4. 検査体制の構築
 5. 検査のためのマテハン
 6. 検査結果の活用
 7. 検査装置の開発プロセス
 8. 自動化のための勘所と今後の動向
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

このセミナーを申し込む

一覧へ戻る

日刊工業新聞社関連サイト・サービス