セミナー

【ライブ配信セミナー】
塗料・塗装のトラブル対策
~現場で起きた欠陥事例と対処法~

開催主旨

塗料は単独で存在することはできません。
常に被塗物があり、その表面を覆う作業が塗装です。より良い塗装効果を発揮させ、これを持続性させるためには欠陥を未然に防ぐことが不可欠なのです。

塗料と塗装関係の欠陥は、保護と美観に関係する現象に集約されます。

(1)欠陥は自然現象ですから、まず欠陥を見る目を鍛えなければなりません。
塗料→被膜になるということは流動状態→固体になるということ。見る目を鍛えるとは、その変化に関わる流動性、表面張力、蒸発、体積収縮などのサイエンスを理解することです。
泡やハジキのない仕上げをするために、どのように考え、どのような手法を採用するか。塗膜の割れ・ハガレをどのようにとらえるか。その基礎的知識を解説いたします。

(2)実際に発生した欠陥事例を紹介し、どのように解決、再発防止に導いたかの成功事例を紹介し、水平展開可能な知見として理解して頂きます。

受講対象者

塗料や塗装、コーティング技術に関わる初級~中級くらいまでの技術者の方々あるいは、コーティング技術と技能を深めたい方、コーティング被膜の付着性能、並びに物理的強度を見極めたい方

 

習得可能知識

塗装時や塗装後に発生する欠陥現象にはどのようなものがあるかを概ねマスターできる。さらに、欠陥現象のいくつかについては原因と対策を合理的に説明できるようになる。このような実務対応力が身につく。

 

Keyword

塗料  樹脂  付着性  塗膜はく離  収縮応力(内部応力)  レオロジー特性  流動性チクソトロピー 降伏値  表面張力  対流  ハジキ 割れ ハガレ  ガラス転移温度 白化   輪染み  水  蒸発速度

 

 本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。
(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。) 

概要

日時 2025年 4月 10日(木)10:00~17:00
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:46,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 2025年4月9日(水)17:00〆切
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込みについて

講師

坪田 実 氏

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プログラム

第1章 欠陥現象の分類 
 1.1 塗料とはどんな材料か
 1.2 どのように使用されるのか
第2章  欠陥現象を解析する目  
 2.1 レオロジーを見る目
 2.2 洗車機による塗膜の傷付き事例と解析
第3章 内部応力とはがれ事例 
 3.1 身の周りの収縮と湾曲現象 
 3.2 割れ・はがれと内部応力
 3.3 内部応力の測定法
 3.4 内部応力の支配要因とその対策
 3.5 内部応力が原因となるはく離事例
第4章 付着塗膜の強度を向上させる技術 
 4.1 塗り重ねによる膜厚方向への物性傾斜と付着塗膜の強度
 4.2 付着塗膜の割れに及ぼす塗装系(塗り重ね)の影響
 4.3 リニアモーターカ-用路面の評価試験法と塗料設計
第5章 欠陥事例の見方と解析
 5.1 ピンホール    
 5.2 白化   
 5.3 ポリビンの変形    
 5.4 泡・ハジキ
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
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(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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