セミナー


2年の実証を経てヨッサァンが辿り着いた
解析理論とメカニズムで完全理解!

カス上がり・カス詰まり対策は
プレス金型設計で撲滅できる!
~経年劣化ゼロの金型でプレス稼働率を
2倍にする手法~

開催主旨

 精密金型の中にも調整の頻度が高い金型が存在します。そのおもな理由が「カス上がり」「カス詰まり」への対策であり、10個の金型があれば1個はこれらへの対策が求められるといわれます。カス上がり・カス詰まりが頻発する金型の差異を見つけ出し、発生の要因を排除できれば、これらをゼロに抑えられるはずですが、プレス部品の微細化が進展する中、そう容易には解決できない重大な課題となっています。

 そこで、本講座はカス上がり・カス詰まりの解析理論にもとづいて対策方法を解説します。具体的には、せん断加工プロセスカス上がり現象のメカニズムを紹介し、パンチとダイのクリアランス設定ストリッパの板押さえ力の設定などに加え、これらの現象の原因となるベースプレートの経年変形ゼロの熱処理方法など、講師(ヨッサァン)オリジナルのノウハウを伝授します。特にSKD11の熱処理の解説は、過去2年間にわたり講師(ヨッサァン)が実証・確立した理論となっており、カス上がりや経年劣化の課題解決に向け、金型屋とプレス屋が求めていた内容となっています。
 本講座を通じて、カス上がり・カス詰まり現象と経年劣化を克服し、プレス稼働率2倍につなげましょう。

概要

日時 2024年 9月 11日(水) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

49,500円(資料含む、消費税込)

※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。

主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

吉原 且滋 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

プログラム

0.講師(ヨッサァン)の金型人生(半導体金型製作高度熟練技能者)
 
1.リードフレーム金型(板厚の薄い順送金型の世界で言われる小は大を兼ねる)とは
:微細金型を極めれば大物金型にも適応できる!(小は大を兼ねるストリッパ基準構造)
2. カス上がり・カス詰まり発生のメカニズム
2-1 せん断加工のプロセスを理解する
2-2 カス上がりは空気圧の影響なのか?
2-3 吸着力とクリアランス
2-4 スプリングバックと寸法差の関係
2-5 適正なせん断面とクリアランス
2-6 カス上がりとカス詰まりのメカニズム
3.設計部門がつくるデキの悪い金型とは(5つの問題点)
①オールせん断部や過大クリアランスが混在
②順送金型ならではの熱処理を知らない ほか
4.設計部門で金型のデキを良くする方法
4-1 せん断加工のプロセスとカス上がり
4-2 パンチとダイのクリアランスとカス上がり(3%のクリアランス)
4-3 ストリッパー・スプリング(仮押さえ)力とカス上がり
4-4 10型に1型あるデキの悪い金型を理解する(半年後に金型が伸びる)
4-5 SKD11の熱処理を理論的に理解する(焼き戻しマルテンサイト)
※実は既存理論(アナタの常識)が使えないことがわかります!
4-6 講師(ヨッサァン)のSKD11ヒートパターン(サブプロセスと低焼き戻し)
4-7 金型構造でカス上がりを予防する手法(6本ポストと接着方式)
5.加工部門で金型のデキを良くする方法
5-1 加工面精度を向上するオートバランス装置(デモで体感いただきます)
5-2 研削面の状態を良くする研削液の重要性 
6.質疑応答&技術相談

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