セミナー

【ライブ配信セミナー】
技術伝承が上手くいっていない現場必見!

暗黙知を形式知化する科学的手法
「ファンクショナル・アプローチ」
(基礎編)
深くカラダに染み込まれた暗黙知
(知識・勘・コツ・知恵)を引き出し未来に繋ぐ

開催主旨

 

「熟練者が辞めたら、この仕事どうなるの?」

現場力を弱体化させている予兆とは?
熟練者の高齢化に伴い、退職と同時にノウハウ消失の危機に晒されています。

業務を標準化し生産性アップを目指しているが、業務は複雑さが増し属人化され、会社に知識が溜まらない。マニュアルはあるが、読んでもよくわからない(仕事の再現性を担保できない)、欲しい情報を言語化するのは難しく断念。結局最終仕上げの品質や出来栄えは「匠の技」に依存している。お心当たりはありませんか?

上記お悩みを解決します。本セミナーでは、ファンクショナル・アプローチ(FA)を活用した暗黙知の引き出し方を学びます。FAとは人間が長年の経験で培った知識を引き出し形式知化する手法です。

暗黙知とは、目に見えない形で個人やグループが所有する知識
形式知とは、目に見える誰もが使いやすい形で存在する知識

そもそも暗黙知とは、目に見えないものを扱い、伝承すべき実体を捉えるのも難しく、そう簡単に引き出せない。ヒアリングに長々と時間をかけたが、引き出したノウハウの質が悪く、無駄に終わってしまったという悩みが絶えません。

暗黙知抽出では、柔軟な発想が必要。先入観や固定観念・常識という縛りは、しばしば私たちが事実や本質を見極めるうえで障害となってしまいます。

知識を抽出する力を鍛えよう!

FAは、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)を払拭し、目に見えない暗黙知を引き出すのに適した性質を持っています。なぜ深くカラダに染み込まれた暗黙知を引き出すことができるのか、それは機能(function)を捉えアプローチするからです。
FAは「短時間で一気に、質の高いノウハウを 数多く引き出す」ことができます。
FA効果立証は人工知能学会で論文発表しています(※1)

深層にあるノウハウを引き出し継承したい方、テクノロジーで活用したい方、ぜひご参加ください。

受講対象者

● 暗黙知の引き出し方を習得したい方
● 業務の属人化を解消、生産性アップを望まれている方
● 若手の早期育成を図りたい方
● ノウハウの継承活動を促すヒントをお探しの方

受講に伴う予備知識は全く必要ありません。暗黙知の形式知化にご興味がある人は、どんな方でもご参加いただけます。

ただしコンサルタント、講師業の方は、受講をご遠慮ください(申込後にご確認させていただく場合がございます)。


(※1) FA効果立証は、2022年3月、知識・技術・技能の伝承研究会(SIG-KST)にて研究論文発表
http://www.sigkst.org/data/default/C2E83433B2F3B8A6B5E6B2F1/SIG-KST-043-03.pdf

 

概要

日時 2024年 9月 12日(木)13:00~17:00
(12:30 ログイン開始)
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:35,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

申込締切日について 2024年9月11日(水)17:00〆切
テキストについて 本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。
(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。)
FAX申込みについて
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

藪谷 理絵(やぶや りえ)氏

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プログラム

1. Introduction
 【演習】暗黙知診断
2. 技術技能伝承がなぜ必要か
  取り巻く環境
  継承が進まない理由
  企業のよくある悩み(会社/若手/熟練者/部門間)
 【演習】暗黙知を引き出す意義について考える
3. 暗黙知とは何か
  暗黙知と形式知
  勘・コツ・知恵
  暗黙知の種類「暗黙知の窓」
4. ファンクショナル・アプローチ
  ファンクショナル・アプローチとは 
  ファンクショナル・アプローチ暗黙知抽出法
5. 暗黙知の形式知化
  FA暗黙知法 3つのステップ
  FA暗黙知法の道具
6. 機能に着目
  5つの機能と機能表現
  【演習】ノウハウ継承が必要な業務の機能を考える
  暗黙知 左手の法則
  【演習】暗黙知の深堀り
7. 仮説を立てる
  仮説思考力を高める「逆説・ギャップ・ダメ克」
  【演習】暗黙知を引き出すための仮説を立てる
  機能系統図
  ノウハウ抽出シート
  定量・定性的条件の観点
8. 暗黙知を引き出す
  【演習】ファンクショナル・エンゲージメント
  暗黙知を耳で聞く/口で訊く/心で聴く
  機能質問
  言語化、マニュアル化
  【演習】若手が行動に移すためのノウハウ/形式知化の留意点
9. ファンクショナル・アプローチ効果
 
10. ファンクショナル・アプローチ事例
 
11.技術技能伝承
   技術技能伝承の礎
   技術技能伝承ステップ
  (暗黙知の形式知化/知識昇華/継承/熟練者の若手指導力強化)
 ※時間の都合で、変更する場合があります。
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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