セミナー

【ライブ配信セミナー】
品質問題が相次ぐいまだからこそ理解したい!

工程FMEAの正しい進め方と品質不良の未然防止の活動方法
―「気づく技術力」を鍛え、工程改善案を導き出し、良い議論で未然防止につなげる

開催主旨

「工程FMEA(PFMEA)」とは、その名の通り、工程内での欠陥により発生する不良やバラツキなどの現象が製品に対してどのように影響するかを解析し、事前に問題点を予測・抽出する手法です。実際に製造ラインで生産する前に、工程表に対応した各製造工程(製造設備や検査設備、作業内容)における問題点、故障発生要因やメカニズムを追求し、工程の改善を図ることができます。ところが、「工程故障モードの抽出や原因分析がうまくできない」「評価した工程故障モードなどを未然防止活動につなげられない」・・・といった声が多く聞かれます。結果、ますます増加する社告やリコールとなって表れています。
 本講座は、工程FMEAの基礎と不具合の未然防止のコツを解説。演習を通じて、工程FMEAの留意点を理解し、製造工程の不具合に「気づく技術力」を鍛え、未然防止活動につなげる実践力を身につけます。具体的には、評価結果をもとに工程改善案を自ら導き出したり、良い相互での議論を通じてより良い工程改善案につなげたりすることができるようになります。
 入社3年目以上の生産技術者や現場スタッフ、現場指導をするリーダーやマネージャー、設計、品質保証部門の方の参加をお奨めします。加えて、新規ラインの立ち上げや新規取引先に伴い工程FMEAをゼロベースで学びたい方の参加もお薦めします。
 また、本講座は(1)座学で手法を学び、(2)事例を通じて手法への理解を深め、(3)演習を通じて具体的な実施方法を体得するという3段階で学びます。工程FMEAの手法ならびに実践力を身につけることが期待できます。

 

概要

日時 2024年 9月 25日(水)10:00~17:00
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

皆川 一二 氏

このセミナーを申し込む

プログラム

1.従来工程FMEAの問題点と本工程FMEA実施のポイント
1-1 リコール届け出件数
1-2 不具合の原因
1-3 製造工程の『品質つくりこみ』不足の例
1-4 製造工程での品質のつくり込み
1-5 工程FMEAの目的
1-6 工程FMEA実施のポイント
2.不具合未然防止のための工程FMEA実施の留意点
2-1 いつやるのか?(When、実施時期)
2-2 どれをやるのか?(What、実施対象機種)
2-3 どこをやるのか?(Where、実施対象部位)
2-4 誰がやるのか?(Who、実施の担当)
2-5 どうやるのか?(How、工程FMEAで強化すべきこと)
3.工程FMEAの実施手順
【STEP1】
3-1-1 対象工程の明確化
3-1-2 製造工程フローの明確化
3-1-3 工程の保証特性の明確化
【STEP2】
3-2-1 対象工程の列挙
3-2-2 工程機能の列挙
3-2-3 故障モードの抽出(工程故障モードの抽出方法)
(①機能を分割し、分割した機能ごとに故障モードを考える/②製造保証項目を阻害する工程故障モードを考える/4Mで考える)
3-2-4 故障の影響と影響度の検討
3-2-5 故障の原因分析(特性要因系統図など)
3-2-6 故障の原因防止の工程の明確化と発生度の検討
3-2-7 検出方法の明確化と検討度の検討
3-2-8 総合評価と対策要否決定
(①故障の影響を評価する/②発生度・影響度・検出度を評価する/③総合評価と処置)
3-2-9 故障モード対策
3-2-10 再評価
4.工程FMEAの実施事例
(※「3」のフローをもとに解説)
5.工程FMEA演習(グループ演習)
5-1 工程FMEA演習概要
5-2 演習課題(①インパクトレンチ作業/②ドリル加工ほか)
5-3 工程FMEAの道具
5-4 演習時作成シート
5-5 工程FMEAの実施演習
5-6 工程FMEAミニデザインレビュー
代表グループによる発表と討議
6.工程FMEAのまとめと質疑応答
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

このセミナーを申し込む

一覧へ戻る

日刊工業新聞社関連サイト・サービス