セミナー


切削加工における正しい原価計算と
徹底的なコストダウン方法
~大手自動車メーカーも採用する新しい原価計算と強い加工現場のつくり方~

開催主旨

現代の文明を構築しているのは「切削加工業界(産業)」と言えます。
切削加工業界がなければ飛行機も新幹線も自動車も身の回りの先端製品も存在しません。切削業界は極めて大事な業界と言えます。

日本の切削加工業界の課題は「加工技術レベルを高める事、正しい原価計算が出来るようになる事、徹底的なコストダウンをする事」です。加工技術レベルを高める手段としては「ツーリング(加工方法や切削条件や切削時間などを定められた用紙に書き出す事)が出来るようになり、その技術を高める事」が最もいい手段だと思います。ツーリングは「切削加工に関するあらゆることを知らなければ出来ない」し、切削加工の技術レベルが目に見えるからです。しかし、ツーリングがある程度出来るようになるには少なくても3~5年はかかります。

このセミナーでは、時間の関係で「ツーリングは対象外」となっています。ですので、切削業界の3つの課題の中の残りの2つ「正しい原価計算方法と徹底的なコストダウン方法」についお話します。正しい原価計算方法はこれ迄世界にありませんでした。原価が分からなければ利益も分からず、販売額も決められず、コストダウンすべきかも分かりません。

尚、コストダウンは主として「切削速度を最適化する事」により行われます。様々な刃具の最適な切削速度に関する論理的な資料はどこにもありませんので、実用切削速度についてもご説明します。

正しい原価計算方法は、研削加工などにも適用できる可能性があります。
あらゆる加工に適用し、計算できるアプリを開発できれば、企業にとって強力な経営の武器となります。

このセミナーの目的は、切削加工会社が世界的なレベルになる為のサポート(導きと指導)をする事です。切削加工技術者、生産技術者、生産管理者、工場長、中小企業の経営者、原価管理者などの方々のご参加をお勧めします。


習得可能知識

●原価は経営の肝ですが「正しい原価計算方法」が習得できます。
●2つの原価計算方法「詳細原価計算方法」と「簡易原価計算方法」を習得できます。
●誰も知らない実践的なコストダウン方法を習得できます。
●正しいコストダウンの計算方法を習得できます。
●誰も知らない論理的な切削速度を習得できます。

 

概要

日時 2024年 9月 27日(金)10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:00~12:50)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 お一人様:46,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業局セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

小坂 弘道 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

このセミナーを申し込む

プログラム

0・はじめに
 
1・小坂式・詳細原価計算用ツーリング資料
 1-1)・ワーク図
 1-2)・使用機械
 1-3)・所要情報
 1-4)・詳細原価計算用ツーリング資料と説明
2・ツーリング資料を基にした「小坂式・詳細原価計算とコスト分析」
 
3・小坂式・簡易原価計算方法
3.1・一般原価計算方法・小坂式簡易原価計算方法
3.2・原価率表に基づく簡易原価計算方法と応用計算
 3-2-1)・ワーク図
 3-2-2)・所要情報
 3-2-3)・課題ワークの完成ツーリング資料
 3-2-4)・原価率表による簡易原価計算方法と広義の原価率表の作成など
3.3・設定原価率に基づく簡易原価計算方法(基本式)
4・切削加工作業の正しい「コストダウン方法」
 徹底的なコストダウン方法をご紹介し、また、誰も知らない「理想的な切削条件の求め方」も開示します
5・コストダウンの進め方の実例
 5-1)・対象ワーク:CYLヘッド
 5-2)・マルタスB300Ⅱ
 5-3)・所要情報
 5-4)・シリンダーヘッドツーリング資料(抜粋)とまとめ
 5-5)・小坂式・コストダウンの進め方(実例)
6・実用切削速度について
 
質疑応答

このセミナーを申し込む

一覧へ戻る

日刊工業新聞社関連サイト・サービス