セミナー
〜「不良を出さない!作らせない!」
品質を保証する検査への転換〜
検査員の意識改革と検査業務改善の進め方
開催主旨
検査で捕捉できずに不良品が市場に流出してしまうと、製品への評価や信用を無くすだけでなく、企業イメージを著しく損なうことになります。クレーム対応を行い、失った顧客の信用を取り戻すためには、多大な時間と費用、労力が必要となります。
モノ作りの現場では、品質問題やクレームを未然に防ぐために、受入検査や工程検査、製品検査を実施して良い製品を市場へ提供する努力を重ねています。
しかしながら、検査員一人ひとりが職責を十分認識して検査を行なっても、検査管理や品質保証の取り組みが十分でなければ、誤判定は再発する危険があります。
不良を出さないための組織的な取り組みがなく、検査員の個人の意識や努力に依存している限りは、不良の流出を止めることは出来ません。
本セミナーでは、「不良品を作らない、出さない!」ための検査業務の進め方と品質を保証する取り組み事例を解説すると共に、誤判定や見逃しの多い外観検査を適切に管理するためのポイントや、ヒューマンエラーの基本的な対応策を解説します。
受講対象者
検査・品質管理・品質保証部門、開発・設計・技術部門、資材・購買・調達・外注部門のスタッフ・マネージャーの方、また、お取り引き先・協力工場の品質責任者、スタッフの方と共にご参加いただくと、外注加工・組み立て品の不良低減と品質向上が期待できます。
概要
日時 | 2025年 8月 6日(水) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
---|---|
会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込について |
講師
会場アクセス
-
日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1.利益をもたらす検査の考え方 |
(1)検査の目的 |
2.検査計画と検査管理の進め方 |
(1)検査計画の内容と立案事項 ①検査対象を決める ②検査方法の決定 ③検査項目 ④検査環境と測定器の管理 ⑤検査の主体性 (2)検査員の管理とポイント ①管理段階は4つ ②新人向け初期育成のポイント (3)検査的テストの活用 ①YGテストによる被験者の性格特性の把握 ②YGテストの紹介と実施 |
3.受入検査と外注品質の改善対策 |
(1)受入検査の目的と働き (2)受入検査の種類 (3)受入検査の進め方 ①短期と中長期の活動 ②無試験検査への対応 (4)外注品質の向上対策 ①問題発見と問題解決を分ける ②マネジメントサイクルにお使い別け (5)品質意識の向上と支援 |
4.工程検査と製品検査の改善対策 |
(1)工程検査とは |
5.特別採用とクレーム処理 |
(1)特別採用とは (2)特別採用への対応 (3)クレーム発生時の対応 (4)クレームの再発防止 |
6.外観検査とヒューマンエラー対策 |
(1)外観検査とは ①多角的な測定には便利で早い ②器差が大きく調整が難しい ③再現性に欠ける ④測定器(人間)の管理が面倒 ⑤客の感覚と同じで実際的である (2)外観検査の問題と対策 ①パネル(検査員)の管理 ②判定基準の設定 ③検査環境の整備 (3)ヒューマンエラーとは (4)ヒューマンエエラーの要因と対策 ①ヒューマンエラーの現象と原因 ②ヒューマンエラーの処置・対策 |
7.まとめ |
質疑・応答 個別相談(当日受け付けます) |