セミナー

技術者の独りよがりを打破!95%の若手技術者に不足する必須スキル
伝わる「文章力・プレゼン力」養成講座(演習付き)
~設計審査/学会/トラブル報告/価格交渉でわかりやすく伝えるために~

開催主旨

研究開発、品質保証、製造・生産等…。従事する業務に限らず、ここ数年の「技術者」に共通して求められるのが「プレゼンテーション力」です。プレゼンは聴き手にイメージを持たせ、発表者が伝えたいことを理解させるのに重要なコミュニケーション媒体といえます。

しかし、技術者が作成するプレゼン資料は、技術専門用語、大量の数値データや画像、難解な数式等の技術的な内容を多く含み、「理解できるのは作成者だけ」という状況が散見されます。
これでは資料作成者の伝えたいことが広がらず、プレゼンというコミュニケーション媒体の最重要点である「情報の浸透と拡散」という役割を担えていません。
加えて、一般的に認知されているスライドを用いたプレゼンスキルは、営業や企画といった職種向けのものが多く、技術者向けのプレゼンスキル養成講座は少ないのが現状です。

本セミナーは、製造業の主に若手~中堅技術者を対象とし、一人前の技術プレゼンのスキルを身につけるために必要な基礎知見を指導します。
「文章力が弱いことが技術者の個性」といわれるほど、技術者が苦手、かつ回避しがちな技術文書作成作業を土台として解説。また、技術プレゼン企画の作成、実際にこの企画を用いて技術プレゼン向けの資料を作成するという演習を通じて、スキルの早期習得を目指せる内容です。

講師自身も、技術者として国内外複数社を統括して最前線でプロジェクトを推進した10年超の実務経験を有しています。個人事業として技術コンサルタント業をスタートし、活動する中でプレゼンスキルを身につけてきました。事業を法人化した後、今や中小企業から東証プライム上場企業まで多くの異なる業種の企業と契約を締結する等、当該スキルのニーズを肌で感じています。
本セミナーへの参加にあたり、技術専門性は一切必要ありません。多くの方のご参加をお待ちしております。

受講対象者

・演習課題を通じて基本的かつ実践的なスキル習得を目指したい方
・技術的な内容をプレゼン形態で行うことが必要な技術系社員の方
・技術系社員に対して技術プレゼンに関する教育を行いたい教育担当者の方

 

※本セミナー参加に関して

・可能であればWordとPower Point等、文書、並びにスライド作成が可能なソフトをインストールしたノートPCをご準備ください。持参が困難な場合、事務局より貸与いたしますので事前にお知らせください。

 

・セミナー開催1週間前に、演習課題に関する情報を講師より参加者の方々に提供いたします。

概要

日時 2025年 3月 5日(水) 10:00~16:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:46,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

技術者育成研究所 代表
吉田 州一郎 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

プログラム

1. 技術者が技術プレゼンに対して抱える課題の盲点
 1-1. プレゼンに関する一般的な認識と盲点
 1-2. 技術プレゼンスキル向上に必須だが盲点となっているベーススキル
 1-3. 技術プレゼンは準備が最重要
2. 技術プレゼンスキルの土台となる技術文章作成力
 2-1. 技術文章が書けないと本質的な技術プレゼン向けスライドは作れない
 2-2. 技術文章作成力を最大化する技術者にとっての論理的思考力とは何か
 2-3. 技術文章作成力を鍛える【演習】
  2-3-1. 技術的な内容を文章でまとめる際の基本構成
  2-3-2. 技術的な例題を用いた技術文章作成演習
  2-3-3. 演習発表者に対する講師による個別フィードバック
※演習の取り組み中に質問等あれば、個別にご対応します。
3. 技術プレゼンの骨格を決める企画(Word等の文書作成ソフトを使用。手書きも可。)
 3-1. 技術プレゼン企画の基本は“わかりやすく”
 3-2. 技術プレゼン企画の基本を構成する4大項目
 3-3. 技術プレゼン作成のポイント
 3-4. 技術プレゼン企画書作成【演習】
  3-4-1. 技術プレゼン企画書作成の技術的例題
  3-4-2. 技術プレゼン企画書テンプレート例
  3-4-3. 演習の説明
  3-4-4. 技術的例題を用いた技術プレゼン企画書作成演習
  3-4-5. 演習発表者に対する講師による個別フィードバック
※演習の取り組み中に質問等あれば、個別にご対応します。
 3-5. 技術プレゼン企画書のスライド作成に向けた活用法
4. 技術プレゼンスキル向上に向けて理解すべきポイント
 4-1. 技術者にとっての技術プレゼンの意義とは
 4-2. 技術者が陥りがちな技術プレゼン
 4-3. 技術者の作成する技術プレゼンの強み
 4-4. 技術プレゼン向けスライド作成の手順
  4-4-1. 企画作成
  4-4-2. ラフレイアウト作成
  4-4-3. 必要な技術データ準備とグラフや表の作成、画像化の実施
  4-4-4. 不足する画像や動画の準備
  4-4-5. スライド作成
  4-4-6. スライドを用いた技術プレゼンのリハーサル実施
 4-5. 技術プレゼンでの話し方の留意点
5. 技術プレゼン向けスライド作成【演習】(Power Point等のスライド作成ソフトを使用。手書きも可。)
 5-1. 作成した企画書を活用した技術プレゼン向けプレゼン作成の具体的な手順
 5-2. 演習の説明
 5-3. 演習発表者に対する講師による個別フィードバック
※演習の取り組み中に質問等あれば、個別にご対応します。
6.質疑・応答

一覧へ戻る

日刊工業新聞社関連サイト・サービス