セミナー


【会場×ライブ配信セミナー同時開催】
【設計通りに装置が動かない?】

現場で進める簡易自動化・からくり設計に役立つ機構設計のキホン
~からくり設計を【期待通りに動かす】ための機構・設計のポイントを学ぶ~

開催主旨

エネルギーの消費を抑え、安価に自動化を実現する「からくり設計」を学ぶ設計者は少なくありません。

しかし、本やネットを利用していろいろな機構やしくみを知る設計者は増えても、からくりを使った治具や装置を期待通りに設計し、動かすことができているでしょうか。

近年、【工学知識はしっかり勉強しているけれど、実際に動く装置が設計できない】という若手設計者が増えてきています。工学計算だけでは動く機構の設計は成り立ちません。
さらに、どこに注目して設計していけば実現できるのか、迷ってしまう設計者も多いのではないでしょうか。
作ったはいいが、思ったように動かなかったり、壊れやすかったり、費用がかかりすぎていたり。
はたまた対策を命じても、どこが悪いかわからなかったり、さらに、製作するよりも多くの対策費を講じたり。
…知識としてからくりを知っていても、具現化できなければ意味がありません

からくり設計を【期待通りに動かす】ためには、工学計算に加えて、機構の理解・設計力がとても重要です。

動く機構の設計ができないと、せっかくのからくりも知識も宝の持ちぐされです。
周りにベテランの設計者がいれば、ノウハウを教えてもらうことも出来ますが、そういうベテランのいる現場が減っています。
しかも、設計力は、書籍や独学だけではなかなか身につくものではありません

本講座では、簡易自動化・からくり設計を実現するために機構を設計する際の基本的な構造や、注意すべきポイントを押さえ、直接、理論的かつ経験的に見ていきます。
機構設計していても、「設計にいまひとつ自信が持てない」「方向性に迷う」「どこに注目して設計を始めたらいいかわからない」と不安を感じている、経験がまだ浅い機械設計者や自信を付けたい設計者に最適な講座です。
現場の設計者に”生きた設計力”を身に着けさせるため、からくり設計について、実務に近い、さらに一歩突っ込んだ解説を加えます。

概要

日時 2024年 11月 14日(木)10:00~17:00
(9:30 受付開始)※昼休憩1時間あり
会場 【会場またはライブ配信の選択制】

日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 お一人様:48,400円(資料、消費税含む)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
日刊工業新聞社
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

安藤 正儀 氏(あんどう まさのり)

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

 1.  【からくり設計】で期待通りに【動かない要因】
 1-1   そもそも機構の選択は何を基準に決めたのか
 1-2   作った後で出てきた問題。作る前に問題が把握できない原因は?
 1-3   問題点はどこ?
 1-4   検討時に見落としたところは?
 2.   からくり設計の概要
 2-1   からくり機構の種類
 2-2   からくり機構でできること
 2-3   からくり機構の「本では解説されないポイント」
 3.   からくり設計での機構設計のキホン
 3-1   てこの原理は増幅に注意
 3-2   動力伝達構造での設計はここに注意
 3-3   すべる部分の発見と摩耗の防止
 3-4   からくりに使われる基本的な部分
 4.   機構の構造を知り、からくりの選定力を養う
 4-1   からくりに何が要求されるのか、機構設計に何が必要か
 4-2   見落としがちな設計ポイントはどこか
 4-3   構造は基本部分のさらに基本が大切
 5.   構造設計の注意点を知って、からくり機構を使おう
 5-1   支点部分の設計の注意点
 5-2   形状設計の注意点
 5-3   構造物の設計の注意点
 6.   機構の設計はこうすれば生きてくる
 6-1   からくりを【期待通りに動かす】ための知識
 6-2   動く部分に必要なことは計算だけでは出てこない、知らなければ出てこない
 6-3   気が付かなければいかないところはどこか注目する
 6-4   気が付かなくて起きたこと
 6-5   優先順位と選択を考える
 6-6   精度面、加工性、コストから構造を考える
 6-7   設計ポイントを別の機構に応用する際の重要点
 7.   からくり設計を治具化、自動化へ応用を検討するためのポイント
 7-1   からくり機構から治具へ、装置へ、移行するために
 7-2   設計の正解はひとつではない
 7-3   ひとりよがりはだめ~最適な機構設計が大事~構造による差を考えよう
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(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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