セミナー

【会場×ライブ配信セミナー同時開催】
トヨタ式で事務作業もカイゼン!

トヨタ生産方式(TPS)の間接業務への適用手法

開催主旨

~製造現場だけじゃない。職場の問題を見える化し、ムダの排除で生産性向上!TPSの基礎から、実際の間接部門への適用事例までを学ぶ~


日本のホワイトカラー(間接部門)の生産性が低いと言われて久しいが、なぜだろうか。それには製造直接部門と比較しての違いをまず明確にする必要がある。

生産性は、成果(アウトプット)/投入時間(インプット)で評価されるべきものであるが、一般的に製造直接部門が時間に対する感覚が敏感で厳しいのに対して、事務所の仕事は分子の成果には注目するが、分母の投入時間に対する意識が乏しい。そこで、本セミナーでは製造現場で高く評価されているトヨタ生産方式(TPS)の思想と手法を間接部門に如何に適用するかを紹介したい。例えば、オフィスの仕事にもストップウォッチを活用して標準作業の概念を導入するなどのトライもしている。

率直に言って、間接部門の生産性向上は、未だ発展途上であると言わざる得ない。間接部門の生産性向上は、AIなどの技術革新を織り込めば成功すると誤解されている方も多い。しかし業務を自働化する前に、TPSでいうところの徹底的なムダ排除をしないとムダを織り込んだシステムになってしまう。

間接部門の生産性向上に関しては、大野耐一さんの開発された製造現場を対象にしたTPSほどに確立された理論と実践の実績は見たことがないのが事実である。従って、この分野で如何にTPSの思想を適用できるかを試行錯誤してきたプロセスを紹介したい。TPSに基づく具体的な個別の改善事例と共に、H銀行の事務センターでの成功を代表事例として紹介し、最後にそれを皮切りに他社への横展開状況を紹介したい。

 

概要

日時 2024年 11月 15日(金)13:30~16:30
(13:00 受付開始)
会場 【会場またはライブ配信の選択制】

日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
※ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:29,700円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票及び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込み締切日

ライブ配信の申込み締切日
2024/11/12(火)17:00 受付締切
※資料のご郵送に伴い、お申込み締切日が早くなります。

問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

小森 治 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

 第Ⅰ章:TPSの基本
 1.トヨタ方式の構造
 2.TPSの2本柱
 3.工場での適用
 4.良い流れを作る
 第Ⅱ章:間接部門へ適用のニーズ
 1.間接部門共通の問題点
 2.なぜ生産性が低いのか
 3.時間の概念の導入
 第Ⅲ章:間接部門の人づくり
 1.管理者の役割
 2.多能化の推進
 3.悪い情報を上げ易い職場に
 第Ⅳ章:生産性を上げよう
 1.見かけの稼働率で忙しいと言っていないか
 2.TPSの7つのムダをオフィスに適用
 3.オフィスにもストップウォッチを導入せよ
 第Ⅴ章:仕事のクオリティを高めよう
 1.品質保証の原点
 2.PDCAのサイクルを回そう
 第Ⅵ章:基本はやっぱり整理・整頓
 1.整理
   捨てるには判断基準が必要
   不要なものを「見える化」する赤札作戦
   書類の保管期限は正しいか
   先入先出で整理する
 2.整頓
   住所を明らかにする
   住所は固定する
   誰が見ても分かるようにする
   発注カード(かんばん)による発注点の見える化
   住所の決め方も工夫が必要
 第Ⅶ章:銀行事務センターの改善事例
 1.H銀行事務センターからの依頼
 2.事務処理の見える化
 3.改善の3本柱
 4.事務処理工場に標準作業の導入
 5.ストップウォッチで実態把握
   標準作業組合せ票
 6.営業店向けのチェックリスト
 7.マニュアルを保管する現場での仕掛け
 8.隣の仕事を覚えよう・・・多能化
 9.H銀行改善の成果
 10.H銀行を皮切りに他社への横展開状況
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 ※必ずお読みください
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