セミナー

ライブ配信&後日の録画視聴も可能
AI搭載システムのより厳格な安全評価・サイバーセキュリティ対策が必須に!
失敗しない!新機械規則(EU) 2023/1230への対応ポイント

開催主旨

 2023年月6月に、新機械規則Machinery Regulation (EU) 2023/1230のEU 官報への最終掲載がなされました。現行の機械指令2006/42/EC は2027年1月20日まで適用され、それ以降は、新機械規則が適用されます。機械指令から機械規則への移行期間は42カ月(3年半)となっており、2027年1月20日に機械指令は失効します。発効日以降、適合宣言書や技術文書は新機械規則に従って作成する必要があり、EUへの上市を目指す企業は発効日以前に、新機械規則への適応することが求められます。
 機械規則のおもな変更点として下記内容があげられます。

■新たに第10条9項で製造業者に対する市販後の義務を明確に言及。機械規則に適合していない場合、必要な是正措置を直ちに講じる必要がある。
■機械規則は、意図的でない干渉 (例 悪意無く変更を加える従業員)と、意図的な干渉(例 ハッキング)と区別し、付属書Ⅲ, 1.1.9項では主にセキュリティに関して、干渉に対する保護に関する要件が定義。また、1.2.1項では、制御システムの安全性と信頼性(例 制御システムの回復力)に関する要件が追加。
■新たに、自己進化する動作や論理(人工知能、AI)に対する要件が追加。付属書Ⅲ一般原則の要求でリスクアセスメントの段階で人工知能に関する評価が必要となり、また、1.1.6項, 1.2.1項にて自己進化する挙動について明確な要件が規定。

 このように、新機械規則ではAIとサイバーセキュリティへの対応が重要性を増しており、AI搭載システムへのより厳格な安全評価に加え、機械システムの安全機能がサイバー攻撃から保護されるよう具体的な対応策が求められます。
 そこで、本講座では新機械規則(EU) 2023/1230発行後に、できるだけ早く機械規則適合性評価を実施できるよう機械規則のポイントを解説。新機械規則への移行の背景から変更や追加になった項目の留意点を紹介します。特に関心の高い、今後のAI搭載システムの安全評価に役立つよう、安全統合の原則から考えるリスクアセスメントの考え方や、AIとリスクアセスメントの関係についても言及します。

 

【申し込みに関して】

※本セミナーは、同業他社の受講申し込みをお断りさせて頂きます。

 

ライブ配信セミナーでお申込みされた方には、ご視聴方法(参加用URL等)をご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時 2025年 1月 31日(金)15:00~17:30
受講料

29,700円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)をお知らせします。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが講座実施後の入金にも対応しています。当月末や翌月末、翌々月末の入金も可能です

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。また、リアルタイムで参加いただいた方もご視聴が可能です。

主催 日刊工業新聞社
協力 インテリスク株式会社
問い合わせ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

中川 潤一 氏

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プログラム

1.機械指令と機械規則
1-1 指令や規則について
1-2 機械指令の現状
1-3 機械規則が発行される背景
2.新機械規則
2-1 機械指令との違い
2-2 新しく追加になったもの
2-3 新必須健康要求安全事項(EHSR)付属書Ⅲについて
3.新機械規則への対応
3-1 機械規則への妥当性確認
3-2 適合評価モジュールの決定
3-3 整合規格の選択
3-4 設計・製造
3-5 各種試験実施とエビデンス資料の取まとめ
3-6 技術文書の作成
3-7 EU適合宣言書の作成
4.安全統合の原則
4-1 安全統合の原則から考えるリスクアセスメント
4-2 安全機能の試験の重要性
5.新機械規則と欧州AI法の関係
5-1 欧州AI法とは
5-2 AIとリスクアセスメントの関係
6.まとめと質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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