セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
工場における節水・省エネ・コスト
削減の基本的な考え方と具体的な対策
~豊富な具体例と共に、
シチュエーション別の解決方法を導き出す~

開催主旨

 節水や省エネは大切な水資源やエネルギー資源を守るだけでなく、温室効果ガス排出量を抑えて地球環境を守る大切な取り組みです。また同時に、コスト削減に直結し、会社経費の大幅な低減にもつながります。

 ただし、具体的な取り組みを進めるうえで様々な課題があります。省エネについては、最新の省エネ技術の導入や既存設備の最適化を図るうえで専門知識が求められるうえ、季節変動によるエネルギー消費量の増減により安定した省エネ効果を得ることが難しいです。節水については、これを目的とした生産工程の変更により製品品質への影響や生産性の低下を招くことがあります。

 これらの課題に対応するためには、まずはエネルギーと水使用量の把握と分析が必須であり、本講座では、中小製造業におけるエネルギーおよび水使用量の実態に言及しつつ、省エネおよび節水のために必要なデータ収集方法および活用方法を解説。現状把握を通じて自社における省エネおよび節水のターゲットの定め方を掴んでいただきます。また、講師の指導工場で実績のある省エネおよび節水対策、これらの削減効果を解説します。いずれも明日から実践可能な手法となっており、本講座を通じて自社工場の生産性を低下せず、効果の高い省エネ・節水につなげましょう。

 これまでの多くの節水/省エネ事例の効果について、現状に即したより良いアプローチ手法を分かりやすく解説いたします。 お申込み後、事前リクエストも募っておりますので、議題に挙げて欲しい内容等、遠慮なくお申し付けください。

 

習得可能知識

・節水や省エネを進めるための考え方

・様々な場面で使える節水や省エネ手法の実例

・省エネ効果やCO2削減量の算出方法

・最新の節水や省エネ技術や関連する世の中の動き


 本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2025年 1月 24日(金)13:00~17:00

※開催当日12:00まで申込受付

受講料

38,500円(テキスト代、後日の録画視聴、税込、1名分の参加費となります)※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

 

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。また、リアルタイムで参加いただいた方もご視聴が可能です。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

野々部 顕治 氏

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プログラム

1.最近の「製造業などの水やエネルギー」をめぐる情勢

1-1 環境保護や脱炭素が叫ばれる中、中小企業にも迫られる節水や省エネの必要性

1-2 脱炭素やサーキュラーエコノミーを語る上で欠かせない関連情報の解説
2.「水を使わない」または「水を使えるようにする」ことによる節水事例と効果

2-1 中小企業における水利用の実情・・・実態が判ればターゲットも明確化

 2 業種によっても違う水利用事情 ②主なターゲット

2-2 工場内のトイレや手洗いの節水・・・ 自社に必要な節水グッズの見極め

   ①昔からある節水コマ ②最新の節水型トイレ ③手洗いの節水 

2-3 事業場の床洗浄における節水・・・ 改善の要は「節水ノズル」

   ①最新の画期的な節水グッズの紹介 ②効果試算結果の紹介

2-4 工場の外壁洗浄などにおける節水・・・ 洗いやすく水も節約できる素材

   ①外壁などの材質の視点から ②様々な応用事例

2-5 食品製造、めっき工程などにおける事例など・・・ 防汚や振動制御など最新研究成果も活用

   ①向流洗浄の仕組みと効果 ②振動による節水例 ③最新の研究による成果の紹介

2-6 ボイラーから出る蒸気の再利用・・・ 節水だけでなく省エネも可能

 2   ドレン水はぜひ再利用すべき ②省エネとしても効果絶大 ③その試算結果

2-7 トイレの洗浄水や雨水の有効利用・・・ ここまできれいにすればトイレへ使用可

   ①出発点は各水質の基準の見極め ②多くの排水再利用技術を惜しみなく紹介
3.工場や事業場の省エネ事例とそれらの削減効果

3-1 中小企業におけるエネルギー使用の実態・・・・出発点は現状把握、そこからターゲット選定 

 2   まずは電力使用状況の見える化 ②省エネ取り組み状況をレーダーチャートで把握

3-2 省エネ効果及びCO2削減量の算出方法・・・押さえておくべき基本

 2   年間削減電力量、削減金額、投資額と回収年算出法 ②CO2排出量算出法

3-3 工場や事業場の空調の省エネ・・・冬季にできる対策

   ①設定温度を1℃変えるだけで10%省エネ ②他にもたくさんある空調の省エネアイディア 

   ③省エネ効果試算結果の求め方

3-4 照明の省エネ・・・蛍光灯をLEDに、そして次のステップ

 2   現状把握、部屋の照度 ②定番はLED化 ③他にもある照明の省エネ策

3-5 ファン、ポンプ、ブロワなどの省エネ・・・性能曲線や特性曲線を解読。

   ①基本はインバータ化 ②ポンプ省エネの裏ワザ ③省エネ効果の求め方

3-6 ボイラーや工業炉設備などの省エネ・・・空気比、保温、熱回収など、様々な視点からアプローチ

   ①車の燃費と同様に空気比は重要 ②熱の漏れ防止 ③廃熱利用は必須

3-7 再生可能エネルギーヒートポンプ技術も進歩

   ①太陽光発電の工場への利活用法

   ②ヒートポンプの工場への利活用法 

   太陽を起源とする熱利用技術を空調や給湯などに活用することでコスト低減に寄与

4.さいごに

4-1 節水や省エネに取り組む上で知っておくべき有用情報

4-2 総括

5.質疑応答

【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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