セミナー
設計の働き方改革へ貢献する上司、先輩、同僚に対する
検図負担軽減と凡ミス退治の上手な進め方
開催主旨
あなたの所では、設計担当者に間違いを作り込ませておいて、上司が後から探す検図を出図前に行ってはいませんか?設計の間違い防止では、如何に設計途中で間違いの作り込みを未然予防するか?が、大切です。そのためには、作り込まれた間違いを後から探す検図をしていてはだめで、設計を進めて行く全過程に注意を払う必要があります。つまり検図の方式を、従来とは対応法を前向きに変える必要があります。
また間違いの形態には、不注意で発生する間違いと、判断による間違いの二種類があります。不注意の間違いは、注意すれば防げる間違いであり、これを上司・先輩や同僚の手を煩わし検図するのは、大変無駄なことであります。本人の注意が行き届かないのは、注意の仕方が判らないことと、業務へ集中できないためです。一方判断の間違いは、識らないことが原因の間違いです。つまり識らないのに勝手に判断し、間違いとするものです。
従って設計の働き方改革に貢献する間違い未然予防のために上司・先輩が組織的に必要な対応は、設計時に必要な技術基準と注意の要点をどの様な形態で事前に設計担当者へ指導・与えるか?に、掛かっていると言えます。
これらの設計時間違い作り込み未然予防に必要な検図と凡ミス退治の方法と考え方を、本セミナーでは講師の豊富な経験を許に、101のケーススタデイと現状実態例で具体的な対応法をご紹介致します。特に設計の働き方改革へ貢献し、同時に上司、先輩、同僚に対する検図負担軽減へ顕著に役立ちます。是非関係者のご参加を、お勧め致します。
セミナーのポイント
★ 設計の働き方改革に貢献する検図取組み法
★ 設計管理面から前向きの検図法
★ 設計エラー未然予防対策としての検図のあり方・考え方
★ 検図の基本と必要な基礎教育と指導方法
★ 検図の上手な進め方・急所とポイント
★ 設計エラーの事例と対処法
★ 凡ミス防止の101のケーススダデイ
概要
日時 | 2024年 12月 6日(金) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩60分) ※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 46,200円(資料含む、消費税込) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。 受講料 セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋) TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
1.仕組み面から改善が必要な間違いには |
(1) 外注設計者活用に伴う間違いを防ぐには (2) 補助者活用に伴う間違いを防ぐには (3) 所要工数見積もりに伴う間違いを防ぐには (4) 日程計画設定に伴う間違いを防ぐには (5) 設計審査の漏れに伴う間違いを防ぐには (6) 購入材料・部品仕様変更に伴う間違いを防ぐには (7) 設計審査・見直し検図省略・廃止に伴う間違いを防ぐには |
2.上司・先輩指導面の改善が必要な間違いには |
(8) 判断による間違いを防ぐには (9) 思い違い・誤解・先入観による間違いを防ぐには (10) 原理・方式・構造選択による間違いを防ぐには (11) 仕様・性能・特性・強度設定に伴う間違いを防ぐには (12) 強度不足に伴う間違いを防ぐには (13) 既存データが無い物で間違いを防ぐには (14) 客先仕様打合せ時の聞き取り間違いを防ぐには (15) 機能設定・配置・組合せ上の間違いを防ぐには (16) 機構上の選択間違いを防ぐには (17) 競合品分解参考時の設計条件調査に伴う間違いを防ぐには (18) 特許・文献調査の漏れに伴う間違いを防ぐには (19) 市場・ユーザークレーム・トラブル発生時の対応間違いを防ぐには (20) 構想・計画立案着手時の間違いを防ぐには (21) 基本設計・機能設計・原理設計着手時の間違いを防ぐには (22) 詳細設計・生産設計・部品設計着手時の間違いを防ぐには (23) 組立図作成時の間違いを防ぐには (24) 先輩・上司の事前指導不備に伴う間違いを防ぐには (25) 担当者のモラル・業務意欲低下に伴う間違いを防ぐには、他 |
3.教育面から改善が必要な間違いには |
(26) 知らないことによる間違いを防ぐには (27) 工作法選択に伴う間違いを防ぐには (28) 図面表示による間違いを防ぐには (29) 材料選定に伴う間違いを防ぐには (30) 熱処理・表面処理選択に伴う間違いを防ぐには (31) 試験データ集計・解析に伴う間違いを防ぐには (32) コスト設定に伴う間違いを防ぐには (33) ユーザーニーズ把握間違いを防ぐには (34) 熱・腐食・温度雰囲気条件設定に伴う間違いを防ぐには (35) 応力・振動・衝撃・荷重負荷条件設定に伴う間違いを防ぐには |
4.標準化・資料化面から改善が必要な間違いには |
(36) 指針・基準・参考資料類不備に伴う間違いを防ぐには (37) 法律・条例・公的規制に伴う間違いを防ぐには (38) 規格・基準・資料改訂不備に伴う間違いを防ぐには (39) チェックリスト不備に伴う間違いを防ぐには |
5.担当者自身の努力で対応可能な間違いには |
(40) 不注意による間違いを防ぐには (41) 見落し・忘れによる間違いを防ぐには (42) 記入・転記による間違いを防ぐには (43) 事後点検不備による間違いを防ぐには (44) 計算・演算に伴う間違いを防ぐには (45) 取合い・嵌合い・組合せに伴う間違いを防ぐには (46) 旧図面・既存図面活用に伴う間違いを防ぐには (47) CADの編集設計に伴う間違いを防ぐには (48) 購入部品手配に伴う間違いを防ぐには (49) 部品点数の数え間違いを防ぐには (50) 運動・動作干渉の間違いを防ぐには、他 |
6.製造部門・他部署の協力が必要な間違いには |
(51) 製造・ラインクレーム・トラブル発生時の対応間違いを防ぐには (52) 加工限界・工作限界が変わることに伴う間違いを防ぐには (53) 加工機械・工具・治具の製造設備変更に伴う間違いを防ぐには (54) 機構系工作法設計に伴う間違いを防ぐには (55) 保全性確保設計に伴う間違いを防ぐには、他計101のケーススタデイをご紹介します。 |
7.設計の働き方改革に貢献する凡ミス未然予防対策としての検図の考え方 |
(1) 検図による修正指摘と手戻りを減らすには、設計着手時から開始する (2) 自分で確保できる品質は、設計者自身によるセルフチェックで確保する原則を (3) 間違い防止に必要な基礎技術教育と指導取組み法 (4) 標準図・基準・手順書・手本図などの資料類整備取組み法 |
8.設計の働き方改革と凡ミス退治に必要な検図の基本および心得と原則 |
(1) 本人が防げる簡単な間違いは、本人が原則予防し他人へ頼らない (2) 判らないことは勝手に判断せず、先輩へ教わるか、試験で事前検証する (3) その都度その場で、設計ツールと指差し照合、確認印付けの習慣化 (4) 取合い・嵌合い・組合せ・相互関連ある個所同士の一緒記入を習慣化・他 |
9.機能検図と凡ミス防止 |
(1) 基本仕様設定面からの検図法 (2) 原理・方式・構造選択面からの検図法 (3) 性能値・品質値設定面からの検図法 |
10.コスト検図と凡ミス防止 |
(1) コスト選択面からの検図法 (2) 工法設定面からの検図法 (3) 製造品質確保面からの検図法・他 |
11.製図・作図法検図と凡ミス防止 |
(1) 記入・入力ミス防止面からの検図法 (2) 干渉防止面からの検図法 (3) 演算・計算間違い防止面からの検図法・他 |
12.凡ミス事例と改善法 |
(1) 凡ミスとトラブル事例 (2) 設計トラブル改善事例 |
◎質疑とコンサルテーション |