セミナー
【ライブ配信セミナー】
ビギナー向け
金属材料の熱処理入門
~種類・目的、材料ごとのポイント、状態図の読み方まで~
開催主旨
金属は自動車、電子機器、建築物など私たちの身近で様々なところに使用されており、生活にはなくてはならない材料の一つです。金属材料は硬い材料もあれば、軟らかい材料もあり、強度の幅がとても広いです。このような性質は金属材料の種類や化学成分に大きく影響されますが、もう一つ重要な要因として熱処理があります。
金属材料は加熱、保持、冷却によって強度を高めたり、伸びや靭性を改善することができる材料です。この熱処理によって金属材料は高強度、高負荷な状況や環境でも使用できます。また、金属材料にとって大きな問題となる疲労破壊を改善することができます。
このように熱処理は金属材料の特性を大きく引き出す加工ですが、適切な温度や時間で処理をしなければその効果は発揮できません。本セミナーでは鉄鋼材料を中心に熱処理の種類や目的、材料ごとのポイント、そして熱処理の基礎となる状態図の読み方などを解説します。基礎のきそから解説しますので、新入社員の方や、中途未経験で製造業に入った方など熱処理初心者のみなさまに最適です。ぜひご受講ください。
本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。
(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。)
概要
日時 | 2024年 12月 2日(月)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 2024年11月29日(金)17:00〆切 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.金属と熱処理 |
1-1 刀と熱処理 1-2 熱処理の目的 1-3 金属の機械的性質 ・引張試験 ・硬さ試験 ・靭性 1-4 疲労と熱処理 ・亀裂と応力集中 |
2.鉄の基礎 |
2-1 鉄ができるまで 2-2 鉄と鋼 ・純鉄 ・鉄鋼 ・鋳鉄 2-3 結晶構造 2-4 金属組織 ・フェライト ・パーライト 2-5 熱処理と金属組織 |
3.熱処理の基礎 |
3-1 熱処理の種類 3-2 焼なまし ・完全焼なまし ・応力除去焼きなまし ・球状化焼なまし 3-3 焼ならし 3-4 焼入れ ・焼入れ性 ・TTT曲線 ・CCT曲線 3-5 焼戻し ・高温焼戻し ・焼戻し硬化 3-6 特殊鋼と熱処理 |
4.鋼の表面硬化処理 |
4-1 浸炭 4-2 高周波焼入 ・有効硬化深さ 4-3 窒化 4-4 ショットピーニング 4-5 残留オーステナイト |
5.熱処理と状態図 |
5-1 鉄炭素系状態図 ・鉄の結晶構造と温度 5-2 熱処理温度と状態図 5-3 固溶体と金属間化合物 ・フェライト ・オーステナイト ・セメンタイト 5-4 パーライト変態 5-5 特殊鋼の熱処理 ・S45C ・SK85 ・SCM420 ・SKH 5-6 さまざまな状態図 ・鉄窒素系状態図 |
6.さまざまな金属の熱処理 |
6-1 ステンレス鋼 ・マルテンサイト系ステンレス鋼 ・オーステナイト系ステンレス鋼 ・析出硬化系ステンレス鋼 6-2 アルミニウム合金 ・ジュラルミン合金 6-3 銅合金 6-4 チタン合金 ・形状記憶合金 |
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