セミナー


はじめて学ぶ初心者のための
治具設計の基礎知識
~加工・組立・調整・検査の効率をあげる~

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開催主旨

 モノづくりにおいて「位置決め」と「固定」は業種を問わず共通の必要機能です。工具や工作物の位置を決めて固定することで、加工や組立調整、検査をおこないます。この位置決めや固定をワンタッチでおこなう治具を用いることで、誰もが容易に作業できるようになり、品質のバラツキが減り、短時間で作業をおこなうことができるようになります。すなわち治具は現場で必要とされるQCD(品質・コスト・納期)を達成させる有効な手段です。
 また昨今は製品寿命も短いので、高価な生産設備では償却できません。反面、治具は低コスト・短期間で対応可能なことも大きなメリットです。
 治具は人手作業の効率化を狙うので、本セミナーではハード面の「メカ設計の知識」だけでなく、ソフト面の「作業設計の知識」もお伝えします。作業設計では、演習キットを用いたグループ演習で体感しながら理解を深めます。セミナーのレベルは、はじめて治具を設計する方が対象です。開発部門、設計部門、製造部門、検査部門など広い職種からのご参加をお待ちしています。

サブテキストとして、講師の著書「はじめての治具設計」(日刊工業新聞社刊)を当日お渡しします。

 

受講対象者

・はじめて治具設計をおこなう初心者
・開発、設計、製造、検査担当者
・治具設計の基礎知識を学び直したい方

 

得られるスキル

1)治具の基本要素となる「位置決め方法」と「固定方法」を習得する
2)人が主体となる治具の「作業性」と「段取り性」を習得する
3)治具図面の描き方のコツを習得する

概要

日時 2025年 3月 3日(月) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 48,400円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を送付いたします。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

西村 仁 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1. 治具の概要をつかむ
1.1 モノづくりにおける治具の位置づけ
1.2 治具を導入する狙い
2. 冶具による位置決め
2.1 位置決めの基本
2.2 具体的な位置決め方法(角形状と丸形状の12種)
2.3 各位置決め設計のコツ
3. 部品の固定
3.1 固定の原理と簡単な力学
3.2 固定方法の種類
3.3 ねじ固定方法の工夫による作業性向上
4. 作業性と段取り性を設計する
4.1 動作のムダを無くす
4.2 演習キットで作業性を体感する(グループ演習)
4.3 段取り改善の効果と事例
5. 各種治具の事例紹介
 
6. 治具図面の描き方のコツ
6.1 基準の考え方
6.2 簡単な幾何公差を活かす
6.3 材料選定のコツ
6.4 構造・設計時の注意点
7. まとめと質疑応答

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