セミナー
製品が「どのように壊れるか」を知らずに「壊れない」は実現できない!
信頼性試験・加速試験の基礎と効率的な進め方およびその要点
開催主旨
「壊れた部品を宇宙まで直しに行けますか?」
ニュースペース系企業で活躍する講師が、「宇宙ビジネスの信頼性技術」を解説する特別セミナー!
「信頼性」とは、簡単に言えば、製品を使用したいときに使用できる性質のことです。
信頼性は、製品にとっては「当たり前品質」の一つですが、すべてのモノには寿命があり、一つの製品を永久に使用し続けることはできません。その寿命を知り、担保するには「どこがどのように壊れるか」を知ることが必要です。
その意味で、新製品開発における信頼性試験が重要になります。しかし、信頼性試験には一般に長い時間がかかり、製品開発期間を伸ばす原因になります。
信頼性試験をできるだけ短時間に行うために、加速試験が多く用いられます。加速試験とは、実際の使用状態よりも強い負荷を与えることで、短時間で寿命予測を行う手法です。
ただし、厳しい条件での試験となることで、加速試験のノウハウや要点を理解しないと寿命予測精度が低下するおそれがあります。
本セミナーでは、信頼性の概要説明から始め、信頼性試験、加速試験法を詳しく解説します。また、実際に行われている人工衛星搭載機器の信頼性試験について、分かりやすく解説します。
受講にあたり予備知識は必要ありません。多くの方の参加を期待しております。
受講対象者:
初心者~中級者向け。信頼性試験を行っている製品設計者、生産技術者、品質管理技術者など。
習得可能知識:
・信頼性概論 ・信頼性試験実施方法 ・加速試験の在り方
概要
日時 | 2025年 2月 3日(月) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩60分) ※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 46,200円(資料含む、消費税込、1名分) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。 受講料 セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋) TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込について |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
Ⅰ.信頼性概論 |
1.信頼性の定義 2.信頼性と品質 3.信頼性工学/信頼性設計 4.まとめ(信頼性の概念) |
Ⅱ.信頼性試験 |
1.信頼性試験の進め方 2.信頼性試験の留意点 3.信頼性試験結果の解析 a. 信頼性数値データ解析 b. 故障解析(故障モード解析) c. 良品解析(≒ティアダウン) 4.まとめ(信頼性試験) |
Ⅲ.加速試験法 |
1.加速試験とは 2.加速試験法の原理 3.加速試験の実際 a. 熱衝撃試験/振動試験 b. HALT/HASS/HASA c. 腐食試験 4.まとめ(加速試験法) |
Ⅳ.人工衛星搭載機器の信頼性試験 |
1.信頼性思想 2.信頼性試験 3.まとめ(15年間故障しないための方策) |
注)略語説明 |
HALT:Highly Accelerated Limit Test HASS:Highly Accelerated StressScreening HASA:Highly Accelerated StressAudit |