セミナー

仕組み不備・管理不備を解消し、
真因追求ができる組織に変える!

再発防止・未然防止の決め手
「なぜなぜ分析」実践講座
品質不良・ヒューマンエラー再発防止、品質不正を見逃さない企業風土づくり

開催主旨

 「なぜ」を5回繰り返すことで真因を追究する「なぜなぜ分析」は、論理的に「なぜ」を繰り返すことで的確な方向に課題解決の矛先を向けられます。ところが、漫然と「なぜ」を繰り返し、表層的な原因追及にとどまると、品質不良に伴うクレームやヒューマンエラーなどの課題解決に至りません。また、「なぜ」を繰り返す回数ひとつをとっても、トラブル発生の仕組みや複雑さの程度により「なぜ」の繰り返し回数は異なります。勘や経験に依存するという誤解から「なぜなぜ分析は使えない!」という声が聞かれます。

 一方で、「なぜなぜ分析」を効果的に活用する現場も存在し、ここでは単なる原因追及にとどまらず、「仕組みの不備」「管理の不備」に踏み込むことで、真因追求と未然防止につなげています。ここ数年、散見される「品質不正」(試験データの改ざんなど)「認証不正」は、まさしくこれらの不備によるものであり、本講座は、自動車メーカーで「なぜなぜ分析」の仕組みを体系化した講師が「なぜなぜ分析」で品質問題の再発防止や未然防止につなげた各種手法と、「仕組みの不備」「管理の不備」を解消で真因に迫り、再発防止策を導き出すプロセスを解説します。事例を通じて理解を深め、演習を通じて具体的な実践方法を体得いただきます。さらには、品質不正・認証不正を招く「不正のトライアングル」の打破につなげていただきます。
 本講座を通じて、なぜなぜ分析の実践力を獲得し、品質不良やヒューマンエラーを再発しない職場づくり、品質不正を見逃さない企業風土づくりにつなげましょう。

概要

日時

2025年 3月 13日(木) 10:00~17:00

(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)

会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

48,400円(資料含む、消費税込、1名分)

※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。

主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

山中 万三三 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

プログラム

1.「なぜなぜ分析」の目的
1-1 問題解決で行う「なぜなぜ分析」の狙いと目的
1-2 8STEP問題解決の中で生きる「なぜなぜ分析」
1-3 「なぜなぜ分析」で「仕組みの不備」「管理の不備」を解消できる
2.「なぜなぜ分析」の各種手法
2-1 「なぜなぜ分析」の道具は1つではない(原因→結果の連鎖を解きほぐす道具)
2-2 対象に応じて「なぜなぜ分析」を使い分ける
2-3 3つの「なぜなぜ分析」(①特性要因図、②要因系統図、③連関図)
3.特性要因図による「なぜなぜ分析」:要素ごとに推定し互いの関係を見える化
3-1 特性要因図の狙い
3-2 特性要因図の描き方と手順
3-3 特性要因図を描いてみる(個人演習)
3-4 特性要因図の特徴と課題
3-5 管理用・解析用特性要因図
4.要因系統図による「なぜなぜ分析」:要因を系統立てて掘り下げ、要因を見える化
4-1 要因系統図による「なぜなぜ分析」
4-2 3現主義で現視
4-3 原理原則にもとづくメカニズムの考察
4-4 要因系統図の描き方(網羅性と論理性)
4-5 要因系統図よる「なぜなぜ分析」の例(工作機械の停止、新幹線台車の亀裂発生など論理性の検証)
4-6 ヒューマンエラー分析
4-7 要因系統図による再発防止策の検討
4-8 要因系統図によるなぜなぜ分析(グループ演習)
4-9 オチモレのないMECE「なぜなぜ」分析とするには?
5.系統図から連関図による「なぜなぜ分析」:複雑に絡み合う問題の真の要因の見える化
5-1 連関図の狙い:連関図で根本原因を見る
5-2 連関図の書き方と事例
5-3 連関図の「なぜなぜ分析」の適用例
①作業者が作業標準を守らない、②金型かじり問題ほか
6.まとめ
6-1 「なぜなぜ分析」の進め方
6-2 「なぜなぜ分析の目指すところ
6-3 「なぜなぜ分析」で失敗をチャンスに
6-4 真の再発防止のために
6-5 真因追求から仕組み・やり方改善へ
6-6 各種原因分析手法と「なぜなぜ分析」
6-7 「仕組みの不備」「管理の不備」を解消し、真因追求ができる組織へ
6-8 「なぜなぜ分析」を若手・派遣&海外スタッフにも根付かせるには?
7.質疑応答

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