セミナー
CFRP・CFRTPの基礎と設計、成形法と現状の課題
~CFRP・CFRTPの材料特性や成形法の基礎から製品開発や材料置換ポイントなど~
開催主旨
CFRP(炭素繊維複合材)はその優れた特性から用途拡大が期待される素材ですが、優れた性能をもつ反面、克服すべき課題や問題も抱えています。
今後の用途拡大や普及に向けてコスト低減が期待されていますが、
・そもそもCFRP、CFRTPとは実際どのような素材なのか
・コスト低減に向けたポイン卜は何か、また課題や障壁となっているのは何か
・サイクル短縮とコスト低減は実現可能なのか
・その製品に適しているのはCFRP・CFRTPのどちらなのか
などのCFRP・CFRTPの基本的な特性から各種成形法をはじめ、現状の問題点や克服すべき課題などを解説します。
また、製品開発や材料置換、評価のポイント、各製造業の既存技術や設備の活用法など、設計から成形まで携わっている立場からサンプルなどをご覧いただきながら解説します。
習得可能知識
・CFRP、CFRTP成形における材料、工法、成形に関する基礎知識
・CFRP、CFRTPを用いた製品開発や材料置換のポイント
・CFRP、CFRTP成形の現状の課題と業界参入へのヒント
受講対象者
・CFRP、CFRTP に関する基礎知識を得たい方
・CFRP、CFRTP の応用製品に関連する技術者、開発者の方
概要
日時 | 2025年 2月 25日(火) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩60分) ※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 46,200円(資料含む、消費税込) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。 受講料 セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋) TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
1. CFRP、CFRTPの基礎知識 |
1) 炭素繊維 1.出発原料と弾性率 2) 構成材料 1.繊維長と形態 2.樹脂/マトリクスの一例と特長 3.熱硬化性樹脂 4.熱可塑性樹脂 |
2.成形材料により異なる成形方法 |
1) 直接成形と間接成形 2) 各種成形方法とその特長 1.熱硬化性樹脂+長繊維 2.熱硬化性樹脂+短繊維 3.熱可塑性樹脂+長繊維 |
3.設計 |
1) 本当に複合材が適材か? 2) 繊維配交と積層順の基本 3) 長繊維を用いた設計の課題 4) 他人のデータは信用するな! 5) 製品化までの一例 |
4.成形型 |
1) 型品質は成形品に直結 2) 材質、構造の決定要素 3) 配慮すべき点 |
5.二次加工 |
1) 切削、穿孔 1.各種加工方法とトラブル例 2) 接着、締結 1.各種方法とそのポイント |
6.評価方法 |
1) 完成してからでは遅い! 2) 簡易評価の重要性 3) 非破壊検査 |
7.現状の課題と問題点 |
1) リサイクル性 2) コスト 3) ハイサイクルの可能性 |
8.市場動向 |
1) 現状の用途と市場規模 2) 期待される自動車分野 a.各社の動向 b.大量採用に向けた取り組み |
9.複合材の市場動向 |
1) 現状の市場規模 2) 大量需要先の模索 3) 用途拡大に向けた必要技術 |
10.まとめ |
1) 参入ハードルと異業種の技術力 2) 用途拡大・需要増加に備えて |