セミナー


~策定、教育、運用、評価までを網羅する~
5つのスキルマップで構築する“多能工化”教育制度

開催主旨

「人手不足なのに、ヒトの使い方が無駄だらけ」
「本来の業務以外もなし崩し的に押し付けてしまっている」
「やっととれた人材もあっけなく辞めてしまう」

慢性的な人手不足は今や製造業最大の課題となっています。
加えて業務属人性の是正、多品種小ロット化への転換などがなかなかうまくいかず、一人当たりの業務量は増加、複雑化の一途を辿り、旧来の働き方は破綻したと言っても過言ではありません。

そんな現状に対応するため、複数のスキルを備え、かつその作業を標準化し、さらにそれを元に未熟練者を教育できる“多能工”の重要性が上がってきています。

しかし、従業員多能工化への取り組みは、多くの企業でうまくいっていません。まして、非正規社員については手つかずの企業が少なくないのです。

人事システムの改編や教育システムの整備、経営側と管理・監督者側の意思統一、そして従業員からの理解など、多能工化推進には数多くのハードルがあり、中途半端な施策ではかえって現場の負担を増やすだけに終わってしまいます。

多能工化の本質は、組織全体を見据えた計画的な推進、能力の見える化、その後の評価と運用監査、現場の自主的・自律的運用にあります。

本セミナーでは5つの“スキルマップ“を用いた、多能工化推進計画策定、教育システムの構築法、各階層ごとの意識教育、設備更新・改善など、多能工化計画作成のスタートラインから実施後の監査、評価体制の確立まで、効率的に推進するためのメソッドを解説いたします。

概要

日時 2024年 12月 13日(金) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:46,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をご郵送いたします。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込みについて

講師

正木 英昭 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

はじめに
(1)第4次産業革命時代の製造業の生き残り方
(2)もう一つの選択肢―アウトソーシング化 コア・強みの有効活用
1.多能工化のメリット
(1)工程間のアンバランスを埋める
(2)人手不足解消
(3)非正規社員の活用
(4)属人化の弊害解消
2.多能工化阻害要因と克服対策
(1)一般的な認識
(2)設備投資の損得計算
(3)構造理解と要素の分解
3.多能工化の仕組み構築
(1)工場全体一斉推進方式とモデル職場横展開方式
(2)モデル職場の選び方~多能工化に適した職場
(3)標準構築手順と日程
4.5つのスキルマップのつくりかた
(1)「工場技能管理表(スキルマップ①)」の作成
(2)「工場技能評価管理表(スキルマップ②)」の作成
(3)「技能レベル一覧表(スキルマップ③)」の作成
(4)「職場別技能管理表(スキルマップ④)」の作成
(5)「人別技能管理表(スキルマップ⑤)」の作成
5.とくに保全能力を強化したい場合
(1)「保全管理表(保全表①)」の作成
(2) 「要素別技能チェックシート(保全表②)」の作成
6.教育・訓練の効果的推進
(1)「年間教育訓練・資格取得管理表」の作成
(2)実施・運用監査
(3)技能向上報酬
(4)資格取得報償
(5)社員資格授与
(6)マイスター報酬
7.多能工化を支援する工夫・技術
(1)設備投資の損得計算
(2)省力化・自動化
(3)段取替え軽減化・自動化
(4)設備保全軽減化・自動化
(5)流し生産・屋台方式
おわりに
(1)製造業として生きていく決意と覚悟を
(2)総まとめ

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