セミナー
【ライブ配信セミナー】
燃料電池・水電解技術の基本&最新動向
-電気化学の基礎からシッカリ理解-
開催主旨
「カーボンニュートラル」社会を目指す上で、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用して製造する「再生可能水素」の大量導入は必要不可欠であり、水電解に関する産業は今後非常に大きな市場になると期待されている。また「再生可能水素」を利用する「燃料電池」もさらに進歩していくことが求められている。今後のビジネスを見据えて燃料電池・水電解技術の基本を学んでおきたいという方を対象に本セミナーを開催します。
本セミナーの第1部では電気化学の基礎について振り返り、第2部の燃料電池・水電解の技術の理解につなげていきます。第2部の前半では、固体高分子形燃料電池を中心に燃料電池の基本から最近の研究開発のトピックスを解説します。第2部の後半では、水電解の基本から研究開発動向、最後には貴金属材料の視点から燃料電池・水電解の展望・課題について解説します。
受講対象者
・燃料電池・水電解分野での新たなビジネスを考えるために、当該技術の基本を知りたい方
・電気化学の基本から振り返って燃料電池・水電解技術の理解を深めたい方
・これから燃料電池・水電解関連業務に関わる予定で、基本から学んでおきたい方
概要
日時 | 2025年 1月 23日(木)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
第1部~燃料電池と水電解を理解するための電気化学 |
1-1. 電気化学の基礎の基礎(電気化学の理解に必要な化学の基本事項) 1-2. エネルギーの変換 (1)化学エネルギーから電気エネルギーへの変換 (2)水素+酸素の反応でのエネルギーの出入り (3)化学反応が進む方向~エンタルピー、エントロピー、ギブズエネルギー (4)電位と電子エネルギー 1-3. 水電解の進み方 1-4. 電気化学測定の準備 (1)電極の電位を知るにはどうする? (2)三電極式電解セル (3)水電解時の電位と電子の動き (4)基準電極について (5)ネルンストの式 (6)水素標準電極 (7)水の電位窓 (8)電位-pH図 (9)各種金属の標準電極電位 (10)電気化学測定装置の構成と注意点 (11)水電解の酸素発生反応における電子移動 (12)酸素還元反応における電子移動 (13)燃料電池・水電解反応のpH依存性 1-5. 電気化学反応を支配する因子 (1)活性化エネルギー (2)触媒の働き (3)電流の表し方 (4)触媒活性と分極曲線 (5)電荷移動律速と物質移動律速 (6)Butler-Volmerの式とTafelの式 1-6. 基本的な電気化学測定法 (1)サイクリックボルタンメトリー (2)回転ディスク電極法 1-7. 電気化学に関する教科書 |
第2部~燃料電池と水電解の基本 |
2. 燃料電池の基本 2-1. 燃料電池の概要 2-2. 燃料電池の構成部材と要求性能 2-3. 電極触媒の活性・耐久性 (1)電極触媒の性能向上に求められること (2)電極触媒の活性支配因子 (3)Pt比表面積 (4)電極触媒の比活性・質量活性 (5)合金触媒 (6)電極触媒の電子状態 (7)コア-シェル型触媒 (8)電極触媒の耐久性 (9)アノード触媒の耐CO被毒性 (10)カーボン担体の腐食 (11)触媒耐久性の評価試験法 (12)NEDOセル評価解析プロトコル 2-4. セパレーターについて 2-5. 電解質膜について 2-6. 電極触媒の最近の研究開発動向 3. 水電解の基本 3-1. 各種水電解法の概要 3-2. 水素製造電力原単位と電解効率 3-3. 各種水電解法の基本 (1)アルカリ水電解 (2)プロトン交換膜形水電解 (3)アニオン交換膜形水電解 (4)固体酸化物形水電解 3-4. 水電解の過電圧 3-5. 水電解の最近の研究開発動向 4. 燃料電池・水電解の課題 4-1. 貴金属の資源量 4-2. 貴金属の価格 4-3. PFAS規制の動向 4-4. 技術開発ロードマップ 4-5. 電極触媒の今後の展望 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |