セミナー

タイパの抜群!の3時間講座
ライブ配信・後日の録画視聴も可能

3次元公差設計ソフトで実践的に学ぶ!
公差設計・解析の正しい進め方と
幾何公差の使いどころ

開催主旨

 国内外でのモノづくりで通用し、かつ自身の設計意図を正しく伝えるためには幾何公差の活用が必須です。従来図面に幾何公差記号を追加しただけでは、加工者・測定者からは「コストUPしますよ!」と言われます。公差計算した結果をもとに、重点管理ポイント(どこが基準で、どこを、どれだけに管理したいかなど)を幾何公差により明示すれば、後工程や協力会社(加工者・測定者等)に明確に伝えることができます。また、幾何公差を有効活用することで公差の総数が減り、つくりやすく・測りやすい図面となり、ひいては、大幅なコストダウンにつながります。

 組立図面と部品図面を見れば、量産時に現場または市場で、どのような故障がどの程度の確率で発生するのかがわかります。現在は、様々な業界においても設計段階でのリスクマネジメントが求められていますが、そのためには公差計算が不可欠であり、公差設計手法を正しく身に付けるには、幅広い知識を体系立てて学ぶ必要があります。

 そこで本講座では、3次元公差設計ソフトを通じて、公差設計・解析の進め方幾何公差の使い方のコツを解説。公差計算結果の判断と処置(実はこれが一番難しい)、機能と品質を実現するための各部品の寸法と公差値の設定方法などを習得し、工程能力指数・公差計算の基礎を掴んでいただきます。


ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールに、開催2日前にお知らせいたします。

録画視聴は2025年2月7日までご視聴いただけます。

概要

日時 2025年 1月 27日(月)14:00~17:00
(13:30 ログイン開始)
受講料

お一人様:29,700円(資料含む、録画視聴、消費税込、1名分)

受講にあたり
開催決定後、受講料の請求書をはメールでお送り致します。開催当日13:30まで受付。
配布資料は、参加登録いただきましたメールアドレスに開催2日前にPDFでお知らせします。
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。

主催 日刊工業新聞社
協力 株式会社プラーナー
問い合わせ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL: 06-6946-3382
FAX: 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

栗山 晃治 氏

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プログラム

1.公差設計の概要
1-1 1公差計算の具体的な例
1-2 公差設計の流れ
1-3 公差とコスト
1-4 公差設計とPDCA
1-5 普通公差
2.公差設計と幾何公差(GD&T)
2-1 GD&T(幾何的寸法許容差設定および表示法)
2-2 JISの改訂(サイズ公差と幾何公差)
3.3次元公差設計ソフト「TOL J」による検討(小型歯車装置事例:講師によるデモ)
4.TOL Jで学ぶ!正規分布と工程能力指数
4-1 正規分布の性質
4-2 不良率の推定
4-3 工程能力指数(CpとCpkの使い分けのコツ)
5.TOL Jで学ぶ!統計的取り扱いと公差の計算
5-1 分散の加法性
5-2 統計的取り扱いと公差の計算
5-3 公差設計のPDCAまとめ
5-4 さまざまな公差の計算方法
6.質疑・応答

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