セミナー

【ライブ配信セミナー】
-DX時代の現場リーダーに欠かせない

プロジェクトマネジメントの本質を『ものがたり』で学ぶ
~明日から使える!「成功の秘訣を伝え合う技法」を学んで、チームの課題解決力を高めませんか?~

開催主旨

昨今、企業はDX(デジタル変革)の実現を強く求められています。しかしDXを推進しようにも人材が不足していて、今一つ進展していないのが実態ではないでしょうか?
 DX人材には、各種の最新技術を持つ人材や様々な領域の専門業務知識を持つ人材が必要なことは、言うまでもありません。それに加えて肝要な点は、DX人材を率いる現場リーダーには、PM(プロジェクトマネジメント)の本質『高度な課題解決力』(注1)が必要不可欠であるということです。簡単に言えばチームの各技術者が持つ課題解決力を結集し、チームの課題を自律的に解決できる知恵と力が必要であると共に、チームの役割を越えプロジェクトの目的達成にも積極的に関わろうとするマインドが欠かせません。
 当講座では、まず、DX時代の現場リーダーに欠かせないPMの本質『高度な課題解決力』とは何かを、PMの理論と事例を交えて分かり易くご理解頂きます。
さらに、PMの本質を疑似体験で伝えることができる『ものがたり継承法』(注2)の仕組みをご説明し、DX変革に挑んだプロジェクトの実践事例を伝える『ものがたり』(注3)をご紹介し、現場リーダーの一例を学んで頂きます。
その上で、DX時代の現場リーダーになるため、率いるチームの課題解決力を高めるために役に立つ技法『秘密のエピソード』(注4)を学んで頂きます。『ものがたり研究会』(注5)のメンバーが作成した『秘密のエピソード』を紹介し、ノウハウ継承の効果を体感頂きます。最後に、『秘密のエピソード』の作り方を学んで頂きます。
受講者の皆さんには、講座で得た気づきと『秘密のエピソード』の作り方を持ち帰り頂き、身近なプロジェクトを題材に、課題解決力を高め合う『秘密のエピソード』作りに取組むことで、DX時代の現場リーダーへの生まれ変わりにチャレンジすることをご提案いたします。

当講座では、一方的な講義だけでなく、講師からの問い掛けや、ミニ演習を交え、考えながら楽しく学べるプログラム構成を採っています。
(注1) PMの本質『高度な課題解決力』:当講座では、プロジェクトマネジメントの本質を『高度な課題解決力』と名付け、右図の通り、課題志向性と課題解決力が掛け合わされて機能すると定義します。詳しくは講義で説明しますが、DX時代の技術リーダーの場合、課題志向性を変革マインド、課題解決力を、デジタル技術を使った課題解決力と言い換えるとイメージしやすいと考えます。
(注2) 「ものがたり継承法」:講師が富士通株式会社でITシステム開発プロジェクトやDXプロジェクトの技術リーダーのナレッジを伝える『ものがたり』作りの実践で確立した技術継承の方法論です。
(注3) 『ものがたり』:当講座で疑似体験頂く『ものがたり』は、富士通株式会社で『ものがたり継承法』を実践した際の成果物である『DX実践記』です。この『ものがたり』により、DX時代の現場リーダーが、どのように課題解決力を発揮して、どのようにして技術者達を巻き込んでDXを推進したかを疑似体験頂けます。
(注4)『秘密のエピソード』:『秘密のエピソード』とは、プロジェクトの修羅場を乗り越えた経験から発見した成功の秘訣や、修羅場を乗り越えられなかった経験から学んだ失敗の真因、さらにそこから抽出した教訓を、互いに学び合うことにより課題解決力を高め合うためのフレームワークです。
長編の『ものがたり』は、ノウハウ継承力は抜群です。しかし、『ものがたり』作りに大変な手間と時間が掛かります。また、長編の『ものがたり』から学ぶには、『ものがたり』の精読が必要であり、結構大変なことです。そこで多忙な方でも実践可能な『ものがたり継承法』の技法の一つとして『秘密のエピソード』を考案しました。2枚のワークシート(『修羅場の概要』&『修羅場のエピソード』)にまとめることで修羅場経験を「簡単に伝えることが可能な技法」です。
簡単に実践できることは、講師が2022年4月に立ち上げたPMAJ『ものがたり研究会』(注5)の超多忙なメンバーが隙間時間で作成できたことや、「自身の『秘密のエピソード』作りを演習テーマとしたセミナー受講者のコメント」でも実証されています。また、ノウハウ継承の効果が高いこともPMAJ主催PMシンポジウム2024での録画講演「PMBOK® 第7版12の原理・原則を伝える『秘密のエピソード』の視聴者アンケート」で実証されています。
(注5) 「ものがたり研究会」:「ものがたり研究会」は、2022年4月にPMAJ(日本プロジェクトマネンジメント協会)で講師が立ち上げたPMノウハウ継承研究会SIG:の略称 です。PMの本質は、PMのグローバル標準であるPMBOK® 第7版では、PMの12の原理・原則として記述されています。しかし、その言葉を読むだけでは、PMの12の原理・原則に則って、どう行動すれば良いかという知恵まで学べません。その知恵は、事例で学ぶのが良いと考え、「ものがたり研究会」では『秘密のエピソード』作りを進めています。
「ものがたり研究会」のPMシンポジウム2024(PMAJ主催)における録画講演「PMBOK® 第7版12の原理・原則を伝える『秘密のエピソード』」の概要が約10分で こちらからご視聴いただけます。

●「自身の『秘密のエピソード』作りを演習テーマとしたセミナー受講者のコメント」

①技術継承というと、非常に大きな工数がかかるイメージがあるが、「秘密のエピソード」であれば、30分もかからず作成でき、かつ、他の人に伝わるものも少なくないと思われた。周りの人にも受講を薦めたい。
②教育企画者の立場で参加させて頂きました。非常に満足しており、学びが多い講座でした。
③講座中、具体的な事例があって理解が進んだ。また、ほかの参加者が作成した資料の結果を見ることができたので、それも参考になった。
④「秘密のエピソード」の手法を学ぶことができ、非常に満足。他の人にも受講を薦めたい。

●録画講演「PMBOK® 第7版12の原理・原則を伝える『秘密のエピソード』の視聴者アンケート」に寄せられたコメント

①PMBOK12の原理・原則を秘密のエピソードで紹介いただいたことで、理解しやすかったです。いずれのエピソードも自分が携わるプロジェクトでも起こりえることなので大変参考になりました。
②きっと書籍上では知りえない、「修羅場経験」の実情を知る上で、各ステイクホルダーのリアルなペイン(温度感を含めて)を知れて大変参考になりました。どの具体例でも、「他者との合意形成」「目標に向けての適切なチームビルディング」が重要となる旨をよく理解出来ました。
③秘密のエピソードで修羅場の概要を物語で語られるのは面白かったです。事例の一つで「We are in same boat.」という名言でチームをまとめる方向に導いたマネジメントに感心しました。どうやって対処したのか分りやすかったです。
④このような具体的な事例とその解決の話は他で紹介されているものはなく、私はPMの経験が浅いことから、とても欲しい情報でした。このような情報をもっと欲しいです。実例とその解説があると、私としても今後の仕事に活用できるような気がします。
⑤修羅場の経験を聞くだけでも勉強になるのですが、12の原理原則と紐づけることでPMBOK7版の学習にもなります。大変良い講習だと思います。

■無料コンサル権3回分付き
ご受講された方は後日、Zoomあるいは対面により、『秘密のエピソード』作りについて、いつでも3回まで吉野 均講師のコンサルを無料で受けることが出来ます。

(1) プロフェッショナルを目指す若手技術者、チームリーダー、新事業開発プロジェクトや製品開発プロジェクトのマネジャー
(2) DX人材の育成やPMノウハウの伝承に悩みを持つ人材育成企画者や経営層
※受講にあたって必要となる前提知識はありません。

概要

日時 2025年 3月 19日(水)10:00~17:00
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:46,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 2025年3月18日(火)17:00〆切
テキストについて 本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。
(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。) 
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込みについて

講師

吉野 均 氏

プログラム

1.DXの時代を生き抜くために現場リーダーに必要なPMの本質とは
 ★ミニ演習: アイスブレーク
1.1 DX・新事業開発プロジェクトに存在する3つの修羅場
 ★ミニ演習:政府系金融機関向けプロジェクトの失敗事例の疑似体験
1.2 PMの本質:修羅場を乗り越える『高度な課題解決力』とは
 ★ミニ演習:絶体絶命の危機に陥ったプロジェクトマネジャーの実践力を疑似体験
1.3 DX時代の現場技術者が目指す人材像『課題解決型リーダー』
2.PMの本質を疑似体験で伝える『ものがたり継承法』
2.1 自ら学び、学ばせる『ものがたり継承法』の疑似体験の仕組み
2.2 『ものがたり継承法』の富士通での成果事例・概説
2.3 変革マインドと実践力を学ぶ『DX実践記』を疑似体験
 ★ミニ演習:当『DX実践記』の『課題解決型リーダー』とは?
2.4『ものがたり継承法』を組織として取り組む際の準備
3.現場で明日から実践可能な『秘密のエピソード』
3.1 修羅場を乗り越える知恵を伝える『秘密のエピソード』とは
3.2 PMBOK® 第7版12の原理・原則を事例で伝える『秘密のエピソード』
 ★ミニ演習:『秘密のエピソード』に関する感想
3.3 『秘密のエピソード』の作成方法
4.おわりに
4.1 振り返とまとめ
 ★ミニ演習:クロージング
4.2 皆さまへのエール
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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