セミナー
ベテラン設計者から若手への業務引継ぎは「待ったなし」
設計業務の属人化解消方法
-引継ぎ時間の極小化を実現するシステムがノウハウの断絶を防ぐ-
開催主旨
会社を支え続けた『バブル世代』も60歳に達し、第一線から退き始めました。そのため中堅層に業務が集中し、教育・訓練にまで手が回らず、若手がなかなか戦力化できないという悲鳴を昨今よく耳にします。この事態を放置すると、ノウハウの断絶を引き起こします。その結果何が起きるかは、言うまでもないでしょう。
そこで当セミナーでは、業務引継ぎ時間を極小化するシステムの自社構築方法についてお教えします。これによって若手設計者の教育は「マニュアルを見て、何かわからないことがあったら遠慮せずに聞いてね」の一言で済ますことができます。
同システムは設計業務の属人化を根本的に解消するので、新人や異動者への教育時間を極小化するだけではなく、設計部が多忙な際に品証や製造の技術員に応援を要請することも可能となり、部署間の業務量アンバランスが平準化できます。また、慢性的に過労状態なエース設計者からの業務移管も実現可能となり、設計者間の業務量アンバランスも平準化できるので、メンタル不全発症防止にも繋がります。
前職でISO9001の戦力化に携わった講師は、市販のマニュアル管理システムやマニュアル自体の不備に気づきました。これらの知見を御社でもぜひご活用ください。
(注.1) 演習時にExcelの入ったノートPCがあると便利です( ない場合はシートで対応 )
(注.2) 部署業務の全体像が分かる文書( 組織機能図、業務分掌規程等 )を持参されると、演習時に役立ちます( なくても可 )
受講対象者
人手不足に悩む設計部門の部課長・主任クラス
設計統括部門および業務改革推進部門の部課長・主任クラス
概要
日時 | 2026年 1月 30日(金) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込みについて |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1.業務属人化問題を放置し続ける恐ろしさ |
1) 3つの業務量アンバランス 2) 業務属人化問題の放置が招いた悲劇 ①メンタル不全発症 ②主力製品の無期限出荷停止処分 3) この悲劇から学ぶべきこと 4) 業務遂行ノウハウの共有化はなぜ必要か? |
2.業務移管の前にすべきこと |
1) 設計者の本音の「見える化」 ①困りごと ②不平・不満 ③会社への提言 2) 既得権者( 業務量の薄い人 )の抵抗勢力化未然防止策 3) 業務移管を可能にするシステムの構築 ①なぜ業務移管は困難なのか? ②業務移管に要する工数の極小化がポイント ③「マニュアルの三重苦」とその解消方法 4) 使える業務マニュアル |
3.業務量のアンバランスを「見える化」する |
1) 投入工数による部署業務の実態の「見える化」( 演習あり ) 2) 設計者間 3) 月間 4) 部署間 |
4.業務量のアンバランスを平準化する |
1) 設計者間( 演習あり ) 2) 月間( 演習あり ) 3) 部署間 4) 業務量平準化の効果( 人手不足解決事例紹介 ) |
5.質疑応答・アドバイス |