セミナー

【会場×ライブ配信セミナー同時開催】
「行為保証」によるプロセス管理で
品質損金を撲滅・儲かる工場になる手法
~新しい品質管理手法で工程内不良を
劇的に解消するアプローチ~

開催主旨

 製造部門で発生している不良を正確に把握できている企業はきわめて少数です。検査工程でチェックした不良はカウントされ、把握できますが、工程内で手直しした不良の大半はカウントされません。また、製造部門で発生している不良は品質保証部で対応し、製造部門で修正することが日常業務となっており、特別なこととは認識されていません。

 工程内のちょっとした手直しでも工数(人件費)はかかります。検査でNG判定になったものは、廃棄されると材料費や加工費は損金となり、修正対応した場合でも加工費を要します。イレギュラーな対応をする工数が増え、残業代などの諸経費はますます膨らみます。

 さらに、工程内で発生した問題を検査工程で見逃し、品質問題の流出を招くと、より大きな損失を出します。品質問題が収束した後も、取引先やユーザーから信用を失った分、売上が下がり、最終的には買ってもらえなくなります。これらも品質問題で発生する損金です。失敗コストや仕損費として計上している損失はほんの一部で、これらの損金を計算すると数字は何十倍にも増大します。

 そこで、本講座は新しい品質保証手法として注目される「行為保証(ちゃんと見る保証)」の考え方を用いて、品質損金をなくし、利益回収率を向上し、儲かる工場に変革するアプローチを解説します。具体的には、品質不良と品質損金の関係性とメカニズム、行為保証の適用により品質損金地獄から脱出する手法、品質損金を防ぐ企業風土づくりと製造技術標準への落とし込みの仕方を、事例を交えて紹介します。

《受講対象》
製造部、品質管理部、品質保証部、品質に関する組織・部署の作業者、現場リーダー、管理監督者など

概要

日時 2025年 8月 22日(金) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場

会場またはライブ配信の選択制

日刊工業新聞社 名古屋支社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。

受講料 46,200円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

⇒ プライバシーポリシー

申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
申込み締切日 ライブ配信の申込み締切日
2025/8/19(火)17:00 受付締切
※資料のご郵送に伴い、お申込み締切日が早くなります。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

遠藤 友貴哉 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1.品質損金のとらえ方
1-1 生産現場の抱える問題
1-2 品質管理は、企業の価値改善活動
1-3 品質の重要性
1-4 3つの品質
1-5 生産性改善と品質改善
1-6 不良品発生と品質損金
1-7 悪魔のサイクルからの脱出
2.「行為保証」と出来映え管理からプロセス管理への転換、品質損金撲滅につなげるには
2-1 行為保証(目的意識を保証する)とは?
2-2 出来映え管理からプロセス管理への転換
2-3 ハインリッヒの法則と不良発生メカニズム
2-4 行為保証における不具合の捉え方
3.品質損金を防ぐ製造技術標準の作成法
3-1 暗黙知と形式知
3-2 技能と技術
3-3 作業者が捉えているノウハウとは?
3-4 手順とノウハウの違い
3-5 手順に落とし込んでも失敗はなくならない
3-6 製造技術標準の作り方
3-7 製造技術の再構築
4.問題真因構造と真因究明ストーリー・7つの原則と問題真因構造の本質(再発のメカニズム)
4-1 再発メカニズムと問題真因構造
4-2 本当の真因とは(問題真因7つの原則)
4-3 真因究明の検証項目
4-4 5ゲン主義と真因究明ストーリー手法
4-5 行為保証による品質損金の捉え方
5.承認要求行動と現場運用問題の本質・守る土壌づくり(遵守率と実施率向上)
5-1 正しい作業と正しくない作業
5-2 品質パトロールを行う8つの狙い
5-3 改善項目リストの真因特定と対策
5-4 実施パトロールコミットメント(管理者の育成とは)
5-5 守る土壌づくり(遵守率と実施率向上)、品質損金を撲滅する風土づくり
6.「行為保証2.0」品質マトリックス表の運用・プロセス結果と出来映え結果連動性評価
6-1 品質マトリクス表とは?
6-2 ロバスト性の設計と考え方(ダブルチェック・トリプルチェックをなくす)
6-3 プロセス結果と出来映え結果連動性評価
6-4 スパイラルアップ(継続的改善・品質損金撲滅の継続)のしくみづくり
7.行為保証による品質損金の撲滅例・まとめ
7-1 品質損金の撲滅事例
7-2 パラダイムトラップの障害と品質損金撲滅への道筋
7-3 行為保証への転換(パラダイムシフトの難しさ)
7-4 品質損金の撲滅で効果を発揮する行為保証
8.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
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