セミナー

工程で品質をつくり込み・不良品・不適合品を完全に防ぐ!
トヨタが実践する「自工程完結」の具体的な進め方

開催主旨

自工程完結は、「品質は工程でつくり込む」というトヨタの基本理念から生まれた取り組みとして知られています。自工程完結を達成するためには、作業者1人ひとりが主役となって改善に取り組むことが重要で、具体的な、自身が担当する工程の作業の良否を用意に判断できるよう設計・設備・作業方法の観点から、良品をつくり込むための良品条件などを整備する必要があります。かつて、トヨタでは「水漏れゼロ活動」において約800工程に及ぶ2000項目の作業を精査し、水漏れにかかる市場クレームを激減したと言われています。
 本講座では、各現場における自工程完結の取り組みを通じて、自工程完結による品質つくり込みのアプローチを解説します。具体的には、「仕事の目的・目標」「業務プロセス」「良品条件」「良否判断基準」から構成される「気づきシート」の活用方法や、自工程完結の取組体制、自工程完結を品質および生産性の向上につなげるためのアプローチを紹介します。
 自工程完結の取り組みは、生産現場における品質向上に加え、オフィス業務の生産性向上にも寄与することが認められ、各職場で成果を上げています。生産管理に関わる方はもちろん、マネージャークラスの方の参加もお奨めします。

概要

日時 2025年 7月 14日(月) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 48,400円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

迫田 東二 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1.TPSにおける品質への取り組み
1-1 企業の現状と目的
1-2 トヨタ生産方式(TPS)の進化・発展
1-3 品質は工程で造り込む
1-4 チームメンバと実施する職場活動
1-5 品質確認作業の見える化
1-6 異常を見つける仕組み
1-7 品質への姿勢
2.自工程完結とは
2-1 自工程完結のルーツと狙い
2-2 自工程完結の2つの活動
2-3 製造現場とスタッフ業務の自工程完結の比較
3.製造現場における自工程完結
3-1 元気の出ない人がいる・・なぜ?
3-2 製造現場の自工程完結活動
3-3 製造現場で目指す仕事の品質
3-4 自働化の「自工程完結」の進め方
3-5 品質保証の方法
3-6 発生防止と流出防止
3-7 事例:製造現場における自工程完結
4.製造スタッフ部門の自工程完結活動
4-1 スタッフの自工程完結
4-2 自工程完結の進め方
4-3 自工程完結の業務プロセスを描く
4-4 事例:設計での作業工程
5.スタッフ部門における更なる自工程完結
5-1 仕事のやり方は進化しているか?
5-2 自工程完結のアプローチと取組体制
5-3 自工程完結の目指すこと
5-4 自工程完結におけるプロセス設計
5-5 気づきシートの活用
6.マネジャーの役割
 
7.スタッフの嬉しさ8ヶ条
 
8.マネジャーの嬉しさ7ヶ条
 
9.自工程完結(自分の仕事)の進展と仕事の本質

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