セミナー

【会場×ライブ配信セミナー同時開催】
設計者・技術者・営業職 必修!

量産工法の種類・技術ポイント・設備を知る
金属プレス加工の仕組み
作り方を知らずして「品質」も「コスト」も語れない

開催主旨

金属部品加工にかかわる技術者や営業職にとって、量産技術、とりわけプレス加工の基本的なメカニズムを知り、自社設備の工程能力を理解しておくことは客先の要望に応えるうえで、また適正な見積を実現するうえで不可欠となります。一方、生産を依頼する発注側の技術者にとっても高精度でコストに適ったものづくりを実現するうえで必須の知識となります。これまで現場技術は、技術者の「経験と勘」に頼って引き継がれてきました。しかし、多品種少量化が進み、人手不足が深刻化する現在、適切な加工や生産統制を実現し、無駄のない経営につなげるうえでも「理論重視のものづくり」への転換が必要になっています。本セミナーでは、貴重な人材をいち早く育成し戦力化するために量産技術の中心である金属プレスの仕組みと金型・設備のポイントをイチから学んでいきます。

受講対象者

(1)部品メーカーの初級技術者、営業職 
(2)セットメーカーの設計者・技術者

習得可能知識

〇さまざまな量産技術の適材適所の適用法がわかるようになる。
〇抜き・曲げ・絞り・圧縮加工(鍛造・圧造など)の役割と加工法がわかるようになる。
〇プレス金型の種類・仕組み・工程の作り方がわかるようになる
〇自動型(順送型・トランスファ型)の種類や特徴がわかるようになる。
〇プレス機械や周辺機器の役割や能力を理解できるようになる。

 

概要

日時 2025年 9月 26日(金)13:00~17:00
(12:30 受付開始)
会場 【会場またはライブ配信の選択制】

日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
※ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:37,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込み締切日 ライブ配信の申込み締切日
2025年9月22日(月)17:00〆切
資料のご郵送に伴い、お申込み締切日が早くなります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

伊藤 國吉 氏(いとう くによし)

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

プログラム

1. これからのものづくりの課題
 
2.様々な量産工法の特徴
2-1 切削加工の長所・短所
2-2 モールド加工(鋳物・ダイカスト・プラ)の長所・短所
2-3 積層造形(3Ⅾプリンタ)の長所・短所
2-4 プレス加工の長所・短所
2-5 様々な加工手段のなかからベストな工法を選択する(コスト・品質・加工精度、プレスと板金加工との違い
3.プレス加工のメカニズムと留意点
3-1 せん断加工のメカニズムと留意点
    せん断加工の種類:シャーリング、打抜き、穴抜き、シェービング、トリミング
    断面形状各部の名称、抜きプロセス、クリアランスとせん断面・破断面、せん断加工のトラブル要因(バリ、ダレ、反り)、せん断加工のためのプレス機械選定(抜き圧力計算)
3-2 曲げ加工のメカニズムと留意点
    曲げ加工の種類:曲げ、カーリング、ヘラ絞り、はりだし、バーリング
    曲げ加工に働く応力と内曲げR、スプリングバックの原因と対策、展開寸法計算、最小曲げ高さ、曲げダイR、U曲げ、V曲げ
3-3 エンボス、バーリング加工の用途と留意点
3-4 絞り加工のメカニズムと留意点
    絞り加工の種類:絞り(絞り切り、フランジ絞り)、しごき、ブランク計算、絞り率
4.プレス金型の種類と工程決定の方法
4-1 プレス金型の種類と構造:単発型、順送型、トランスファ型
4-2 プレス工程の決定:生産量、要求精度、金型強度、被加工材
    事例:ブラケット部品の工程決め(単発型・順送型)
4-2 抜き型(外形抜き型、穴抜き型、総抜き型)、抜き型のノックアウト機構
4-3 曲げ型(V曲げ型、U曲げ型、中曲げ型)
4-4 絞り型(上絞り型、下絞り型、再絞り型、抜き絞り型)
5.自動型の種類と構造
5-1 トランスファ型:トランスファプレス機、金型設計の留意点
5-2 順送型:レイアウト設計、金型設計、金型構造(プレート、ガイドポスト、ストリッパガイドピン、ガイドブッシュ、材料ガイド、パンチ固定、パイロット、ダイ駒・ストリッパ駒、ストリッパスプリング、エジェクト)
6.プレス機械の種類と周辺機器
6-1 プレス機械の種類と用途(Cフレームクランク、Cフレームダブルクランク、Dフレームクランク、ストレートサイド、ポストガイド、トランスファ、フリクション、サーボ)
6-2 プレス機械の仕様(構造、加圧力、回転数、ダイハイト、ストローク長さ、アジャスト量、安全装置、下死点繰返し精度、サーボ制御、)
6-3 プレス周辺機器(オートリール、アンコイラ、レベラー、フィーダー)
6-4 自動化システム(ロボットラインなど)
6-5   微細加工用サーボプレスシステム
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