セミナー
【ライブ配信セミナー】
演習で学ぶ”ねじ締結体”の設計技術とトラブル解決、および信頼性確保のための解析法
~不具合防止から耐久信頼性および締結信頼性の向上策と評価法まで~
開催主旨
ねじ・ボルトは自動車、鉄道車両・設備機器、電気機器、一般機械、航空機、プラント、インフラ構造物をはじめ、多くの製品で使用され重要な役割を果たしています。ねじは2500年以上の長い歴史を持った機械要素であるにもかかわらず、今日でも締付け不足、ゆるみ、強度不足などねじトラブルに起因した重大事故が後を絶ちません。
・なぜいまだにねじのゆるみ事故、疲労破損事故が起こるのか?
・なぜねじは高い締付力が必要なのか?
・ねじの疲労寿命・ゆるみ寿命はどのように予測するのか?
講義では、初心者に必須のねじ締結の基礎技術、そして実務で即活用いただけるねじの強度評価技術(疲労寿命推定法)、ゆるみ寿命推定法などについて演習を交えて解説したします。
講師の実務経験を踏まえた講義と演習問題を通して問題解決力・実践力を身につけていただき、実際の業務に活用してください。ねじ部品メーカの方にとっても、ねじユーザがどんな課題を持っているのかを知って頂く良い機会になるでしょう。
習得可能知識
1. ねじ締結の基礎技術と課題
2. ねじの適正な締付けとねじの力学(締結信頼性向上と締付け試験結果の解析)
3. ねじの耐久信頼性評価(疲労破損・遅れ破壊)および破損原因とその防止法
4. ねじゆるみの信頼性評価(ゆるみの原理・ゆるみ寿命推定法・残存軸力推定推定法)とゆるみ防止法
5. ねじ締結体の設計法
概要
日時 | 2025年 10月 3日(金) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 2025年 10月 2日(木)17:00〆切 |
テキスト配布について | 本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。 ※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。 (申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。) |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込について |
講師
プログラム
1.ねじ締結技術の基礎と課題 |
1) ねじ締結の基礎 2)ねじ・ボルトのトラブルと重大事故 3)ねじ締結の基本課題 4)ねじ技術史概説、ねじの規格、ねじ部品の種類と使い方 |
2.ねじ締結技術の歴史 |
1)ねじの種類 2)ねじの製造技術 3)ねじの機械的性質(材料、熱処理) 4)表面処理と水素脆性(遅れ破壊) |
3.ねじの破損、静的強度、ねじ山のせん断破壊 |
1)ねじの静的強度 2)ねじ山のせん断破壊とその防止 |
4.ねじに加わる外力と内力の関係、内力係数、ねじに加わる負荷の解析法 |
1)締付け線図 2)ボルトおよび被締結部材のばね定数 3)内力係数(内外力比) |
5.ねじの耐久信頼性評価法および疲労限度設計および有限寿命設計の事例 |
1)寿命推定の考え方 2)S―N線図とねじの疲労限度 3)疲労限度設計と有限寿命推定法 |
6.ねじゆるみ信頼性評価およびゆるみ寿命推定法と残存軸力推定の事例 |
1)ゆるみの発生原因 2)ゆるみ試験法 3)ゆるみの評価(ゆるみ寿命推定法および残存寿命推定法) 4)ゆるみの防止策 |
7.ねじの適正締付けと締付け試験方法 |
1)トルク法の原理とねじの力学 2)締結信頼性確保と適正締付けトルクの求め方 3)ねじ締付け試験法とねじ締付特性値の解析 |
8.締結信頼性を確保するための塑性域締付け、機械的張力法 |
9.ねじ締結体の最適設計法と留意事項 |
10.ねじ締結の諸問題 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |