セミナー
【ライブ配信セミナー】
接着剤を使う設計・生産技術者のための
接着設計・生産技術マスター講座 《設計最適化編》
~耐久性評価法、接着許容強度の見積もり方、安全率の裕度の定量化法~
開催主旨
接着剤は多種多様な部品や機器の組立てに利用されるようになっていますが、汎用技術として活用するには多くの課題があります。
中でも、設計基準が不明確、耐久性が不明確などの課題があり、信頼性・品質に優れた接着を行うためには、どのように評価し、どのように設計すれば良いかが大きな課題となります。
そこで、本講座では、
(1) 接着耐久性に関して、接着劣化のメカニズムと劣化に影響する諸因子、長期の寿命予測法
(2) 開発の最初の段階で、評価試験なしで、接着強度のばらつき、使用温度、劣化、許容不良率などを考慮して接着の実力強度(設計基準強度)と設計許容強度、許容不良率以下の不良にとどめるための生産時のばらつきの限度を簡単に見積もる「Cv接着設計法」
(3) 開発の最終段階で、耐用年数経過後に最低強度がどのくらいに低下していて、安全率の裕度がどのくらい残っているかを定量的に評価する「安全率の裕度の定量化法」
(4) 接着の特性・信頼性の向上とコストダウンを両立させる「複合接着接合法」
について、50年間にわたって多くの部品・機器の接着技術の開発に携わってきた講師が、⾃ら取得したデータと経験、ノウハウに基づいてすぐに役に立つ形でわかりやすく解説します。
なお、接着剤の種類と特徴、使用上の注意点、信頼性・品質確保の条件と方法、設計・施工上のポイントなどについては、11月26日(水)開催の《基盤技術編》で説明します。
※11月26日(水)開催の≪基盤技術編≫と2日間受講された方には、<接着・原賀塾>の pdfファイル版(第1回~第25回)(定価3,300円)を無料で差し上げます(講師から連絡をいたします)。
※「Cv接着法計算シート」を講師から差し上げます。
※無料・無期限で、本講座に関するメールでの技術的質問に講師がお答えします。
【受講対象者】
・部品・機器の設計・生産・品質関係技術者
・これから接着に関わる/実務で接着に携わっている技術者、接着で問題を有している技術者など、初心者から中堅技術者まで
・部品・機器組立用接着剤メーカーの技術者
【習得できる知識】
・接着劣化のメカニズム、劣化に影響する諸因子、長期の寿命予測法
・開発の最初の段階で、接着の実力強度(設計基準強度)と設計許容強度、生産時のばらつきの限度を簡単に見積もる「Cv接着設計法」
・開発の最終段階で、耐用年数経過後に最低強度がどのくらいに低下していて、安全率の裕度がどのくらい残っているかを定量的に評価する「安全率の裕度の定量化法」
・接着の特性・信頼性の向上とコストダウンを両立させる「複合接着接合法」
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概要
日時 | 2025年12月8日(月) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※受講者による録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | 48,400円(資料含む、受講特典(講師提供資料など)、消費税込、1名分) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込みフォームからお申込みいただくか、FAX申込書をダウンロードしご記入のうえ、FAXにてお申込みください。 受講料 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
申込み締切日 | 2025年12月5日(金)16:30〆切 |
テキストについて | 本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。 ※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。 (申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。) |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋) TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込について |
講師
プログラム
第1章 接着耐久性 |
第1.1章 劣化の要因とメカニズム、耐久性評価のポイント 1.接着接合部における劣化箇所 2.代表的な劣化の要因 3.接着劣化のメカニズム 4.耐久性評価における注意点 5.耐久性評価試験の目的と種類 第1.2章 接着耐久性の長期寿命予測法 1.寿命予測の鉄則 2.長期熱劣化の予測法 3.長期水分劣化の予測法 4.長期屋外暴露劣化の予測法 5.クリープ耐久性の予測法 6.疲労耐久性の予測法 |
第2章 接着の特性・信頼性の向上とコストダウンを両立させる『複合接着接合法』 |
1.複合接着接合法とは 2.代表的な複合接着接合法 3.接着剤と他の接合法の役割の分担 4.複合接着接合法の諸特性 5.まとめ |
第3章 設計許容強度と接着部の必要強度、必要Cv値を簡易に見積もる『Cv接着設計法』 |
1.『Cv接着設計法』とは 2.『Cv接着設計法』の構成要素と考え方 3.設計基準強度と設計許容強度の算出式 4.必要な接着面積と必要な変動係数の見積もり 5.見積例 |
第4章 最適設計のための耐用年数経過後の安全率の裕度の定量化法 |
1.この評価法の適用の目的と前提条件 2.耐用年数経過後の安全率の裕度の算出法 (1)疲労やクリープなどの応力劣化をともなう場合 (2)静的な力だけが加わる場合 3.耐用年数経過後の安全率の裕度の算出事例 4.安全率の裕度の再配分 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |