セミナー

【会場×ライブ配信セミナー同時開催& 録画視聴も可能】
データの活用で能力を最大限に発揮できる現場づくり!
IE✕データサイエンスで実現する工場スマート化と人づくり~現場のデータを徹底活用し、
組織全体で取り組むカイゼン活動の深化と進化~

開催主旨

 工場DXの一環として、データサイエンスを導入し、科学的かつ効果的な作業改善に取り組む現場が増えています。IE(インダストリアル・エンジニアリング)やQCといった管理技術では、もともと統計的手法を用いて現場データを分析することで現場のQCDの向上に貢献してきました。この活動をさらに進め、その延長線上でデータサイエンスを掛け合わせることにより活動の加速化を実現することが可能です。
 データサイエンスの導入は、現場作業の定量的な見える化そして分析を可能にするだけでなく、データに基づいた仮説検証によって効果的なカイゼン活動を推進します。また、新たなパターンや関係性を発見することで、「これまで見えなかった課題」の顕在化にもつながります。この課題発見は、現場の問題を「見える化」し、「止めないカイゼン活動」へと発展させることで、現場がその能力を最大限に発揮できる環境を構築します。

 スマートファクトリーの進め方として、まずは「現場の見える化」が必要でそのためにはデータの収集と集計が必要となります。次に、これらの「現場を止めない」取り組みが重要で、これは収集、集計したデータの分析が必要となります。さらに、これらの取り組みを各部署に拡大していく「現場をつなぐ」という取り組みではデータの連携が必要となり、それぞれのステージにてデータの扱いを変化させる必要があります。これらの取り組みを回していくことにより、スマートファクトリー化が進んでいきます。


 本講座では、IEとデータサイエンスの専門家が、カイゼン活動の進め方から、簡易なセンサーを用いた現場作業の能力計測とデータ分析、そして分析結果を工場の利益につなげるための考え方までを解説します。これにより、カイゼン活動とデータサイエンスの高い親和性を再認識していただき、データサイエンスをさらに活用して「止まらないカイゼン活動」を実現することの重要性を理解していただきます。なお、本講座は機械学習などのAI技術を解説する内容ではありません。IEという科学的アプローチを高速化し、迅速にカイゼン効果を出すための考え方と具体的な方策を習得していただき、「止まらないカイゼン活動」に役立てていただくことを目的としています。


会場参加特典

※現地参加される方には、参加特典として講師著書『新人IErと学ぶ 実践 IEの強化書』(日刊工業新聞社)を、無料進呈します。 

 

受講対象

■QCサークルメンバーとリーダー:QCサークル活動をより効果的に進めるため、データサイエンスの活用に関心のある方
■現場の管理者・監督者:現場の課題を発見し、データに基づいて改善活動を主導する立場の方
■経営層・部門責任者:データに基づいた経営判断や、生産性向上による収益拡大に関心を持つ方
■若手社員・IT推進担当者:IoTやデータサイエンスといった新しい技術を現場の改善活動に取り入れたいと考えている方

 

習得可能知識

■データサイエンスを導入することで、現場作業の定量的な分析が可能となり、データに基づいた仮説検証によって効果的なカイゼン活動を推進し、その効果を可視化できます。
(これにより、QCサークル活動をより効果的に進めることが可能となります。)
■現場の問題が「見える化」され、「止めないカイゼン活動」へと発展させることにつながります。
■現場作業の能力計測とデータ分析、そして分析結果を工場の利益につなげるための考え方を学ぶことができます。
■継続的な改善活動を進めることで、現場がその能力を最大限に発揮できる環境を構築できます。

概要

日時 2025年 11月 26日(水)13:00~17:00
(12:30会場受付開始&ログイン開始)
会場

会場またはライブ配信の選択制


日刊工業新聞社 西日本支社 セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。

ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
※ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。

受講料

39,600円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームでご選択ください。

※録画視聴は当日参加された方も講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。


キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。
⇒ プライバシーポリシー
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

皆川 健多郎 氏

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プログラム

1.カイゼン活動の必要性と具体的な進め方
1-1 IEによる現状分析
1-2 ムダの概念と7つのムダ
1-3 ムダが引き起こす不都合
1-4 ECRS原則による作業改善の進め方
1-5 組立改善演習での作業改善例
 ■模擬生産ライン組立作業の映像による解説とグループディスカッション
 ■演習:データの収集と分析
1-6 改善の課題抽出と収支シミュレーション
2.現場作業者の能力計測とデータ分析
2-1 IoTを現場作業者の能力計測に役立てる
2-2 タグ型センサによる計測(時間値)
2-3 計測データの分析の仕方
2-4 作業者の能力を科学的に把握する(IEとの組み合わせ分析)
2-5 先進工場におけるデータ分析とカイゼン事例(QC七つ道具のデジタル版)
2-6 計測データによるカイゼン指導と人材育成
2-7 計測データを標準作業に反映・生産計画をレベルアップするためには
3.データ分析を工場の利益につなげる
3-1 データ分析によるカイゼン活動の高速化(カイゼン活動のリードタイム短縮)
3-2 能力計測による現場管理レベルの向上(生産管理盤の自動集計による問題の顕在化とカイゼン)
3-3 生産ラインのボトルネックを見つけて、全体を最適化する
3-4 全体最適化のための継続的改善の5ステップ 
3-5 KPI(Key Performance Indicator)の設定・運用
4.IE×ICTによるこれからのカイゼン
4-1 通常カメラや3Dカメラによる動作計測(段取や姿勢)
4-2 段取りや姿勢による生産性への影響(作業容易度評価など)
4-3 データサイエンスの活用で「止めないカイゼンへ」
5.まとめ&質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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