セミナー

本当の原因がわからなければ不良は絶対になくならない!
8Stepではじめる歩留り改善対策
~不良発生個所・原因の特定から対策・再発防止策まで~

開催主旨

 頻発する工程内不良は、外部不良の温床であるだけでなく、会社の利益を圧迫する大きな要因となっています。不良の原因は様々ですが、その対策について共通するのは憶測に基づいた、根本原因に根差さない対策をしないということです。まず真っ先にやらなければならないことは、「どの不良がどこで起っているのか(どこどこ)」であり、それをもとにエリアを限定して真因を突き詰めていきます(なぜなぜ)。また対策の立案についても複数案から絞り込んでより効果的な方法を探して無駄を省きます。さらに対策後は、結果を「良品条件マップ」に反映して、ロバスト性の高い条件設定に役立てるなど再発防止までをセットで実施することが大切です。

 本セミナーは、工程内不良対策を8つのStepに分け、不良の発生源や真因の特定および対策の立案と絞り込み、さらには再発防止に向けた標準化や工程FMEAへの引き渡しの仕方までを学びます。真因の特定に向けては、加工データの残し方やその活用法についても身に着けます。歩留まり改善対策(工程内不良撲滅対策)の経験は、改善できる人材の育成にとってまたとない機会となります。工場のあらゆるシーンで活躍できる人づくりの機会としてもご活用ください。

受講対象者
ものづくりに携わる技術者、改善業務にかかわる現場作業者

本セミナーで習得できる事
①現在発生している歩留まりロスの対策が確実にできる「工程内不良対策の問題解決8Step」の習得
②新規製品を量産化するときに、量産化前にすべきこと、量産後にすべきことの理解
③量産前に実施する「ロバスト性の高い加工条件の設定方法」と「効果的な工程FMEA」の習得
④量産開始後に工程内不良撲滅活動を推進する「不良品畑活動」の習得

概要

日時 2026年 1月 23日(金) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 46,200円(資料含む、消費税込)
主催

日刊工業新聞社

 

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDF)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(開催一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込みフォームからお申込みいただくか、FAX申込書をダウンロードしご記入のうえ、お申込みください。
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

小澤 俊一 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

プログラム

 1. 歩留まり改善活動の問題点
 
 2. 歩留まり100%を目指した工程内不良を撲滅の基本的考え方
(1)量産前に実施すること「良品条件マップ」「効果的な工程FMEA」
(2)量産後に実施すること「歩留まり改善の問題解決8Step」「不良品畑活動」
 3. 工程内不良撲滅の8Step
 Step1不良を大きくとらえる
 Step2不良を層別してどこの工程で発生しているか特定(どこどこ)
 Step3目標設定(短期間に特定した不良ゼロ)
 Step4真因を特定(なぜなぜ)
 Step5複数の対策案を立案し評価し選定
 Step6スピード感を持って対策を実施
 Step7結果、進め方と全体に対する成果を評価
 Step8標準化、工程FMEAに反映
 4. 新製品の製造前に確認すべきポイント
4-1 すべての製品に共通の基本事項
 (1)加工条件と設備設定値の違い~設定値≠加工条件
 (2)加工データを取ったら必ずばらつきを調べる
4-2 量産前にすべきこと
 (1)良品条件マップによるロバスト性の高い加工条件の設定
   実験計画法の直交配列実験により絞り込んだ因子で実施
 (2)効果的な工程FMEAによる発生率の低減
   リスク優先度に応じた判断の観点だけでなく、発生率に重きをおいた使い方
4-3 量産後にすべきこと
  不良の実態を共有し改善を推進する(不良畑活動)
 5. まとめ

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