セミナー
【ライブ配信セミナー】
高額で導入してはみたものの…
ERP生産管理システムはこうすれば効果が得られる
「使いにくいERPパッケージ」を自社の業務に最適化するための21の要点
開催主旨
今や製造業で何らかの生産管理システムを利用していない企業はほとんどありません。ところが、日本企業の多くが導入している「ERPパッケージ」の生産管理機能は、事業環境の変動が激しい日本の工場運営に対して十分追随できていないのが実情です。これは日本で普及しているERPパッケージの多くが生産計画の変更が少ない量産製品の工場向けに開発されたものをベースとしており、そのためにシステムが提供する機能と、実際の業務の実態が乖離しているためです。
特に最近の生産現場では生産計画や生産指示の変更が常態化しています。そのためERPパッケージに備わっているほとんどの機能は実際には使われず、伝票発行など限られた機能のみが使われることになります。その一方で製造現場では、担当者がExcelベースの手作りのツギハギシステムで懸命に変更対応に追われています。また、こうしたツギハギシステムの運用が長期間に及ぶとシステム全体が「ブラックボックス化」してしまいます。ブラックボックス化したシステムは、作った本人にしか運用・修正ができず、その社員の退職で業務に大きな混乱をもたらします。これではいけないとシステムを再構築しようにも、その費用がERP導入費用の数倍にまで膨れ上がってしまった例もあります。
ERPベンダーはものづくりの素人であり、ベンダーが提案するERPが自社の生産ラインにそのまま適合するケースは稀です。自社業務に最も精通しているのは、言うまでもなく工場の実務担当者であり、生産管理システムの構築にあたっては彼ら自身がシステムの構想にコミットする必要があります。本セミナーでは、あらためて「強い」生産管理を実現するための基本的な要件を踏まえ、受講者が「何を」「どのように」管理するシステムとするのか明確に定義できるようになることを目指します。自社の生産活動を自らが理解することを通じてのみ、自社に最適な「強い」生産管理システムが実現します。ぜひ本セミナーをご活用ください。
受講対象者
・ERPを伝票発行にしか使っておらず、管理自体は担当者がExcelでカバーしている
・生産計画の変更が頻発し、ERPからの指示どおりに生産できていない
・部品や資材がERPの指定納期通りに入ってこず、生産が止まってしまう
・会社から生産管理システムの再構築を指示された
・ERPのサポート終了時期が迫っているが、カスタマイズが多すぎて移行できない
習得可能知識
・ERPを支えている伝統的な生産管理の考え方とベース理論を整理する。
・自社を取り巻く環境変化を理解し、生産管理に求められる役割の変化を整理する
・日本の工場で起こっている生産管理トラブルの実例と、その対処内容を知る
・ERP生産管理システムを使いこなすための基本アプローチの整理と理解ができる
進呈書籍
※本セミナーを受講される方には受講特典として講師著書「誰も教えてくれない 「生産管理システム」の正しい使い方」(日刊工業新聞社刊)を無料進呈致します。
参考:本書のAI音声解説を下記サイトで公開しています。(※外部サイトへ移動します)
https://homma-consul.sakura.ne.jp/seisankanri.mp4
本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。
(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。)
概要
| 日時 | 2026年 1月 29日(木)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
|---|---|
| 会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
| 受講料 | お一人様:48,400円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
| 主催 | 日刊工業新聞社 |
| 申込締切日について | 2026年1月28日(水)17:00〆切 |
| 問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
| FAX申込みについて |
講師
プログラム
| 1.ERP生産管理とERP販売管理の違いを意識しよう |
| 2.生産管理業務と生産管理システムの活用目的 |
| (1)高額な費用を投入したERPなのに伝票発行機にしか使っていない (2)自社は受注生産なのか、計画生産なのかをはっきりさせる (3)生産管理システムの活用目的を明示する (4)余分な在庫を削減するために在庫状況を見える化する (5)約束納期を守るために生産リードタイムを短縮する (6)生産性を向上させて利益を創出する |
| 3.最低限必要となる生産管理理論を理解しよう |
| (7)在庫補充手配と生産指示手配の違い (8)流動数曲線管理とリトルの法則 (9)BOM(部品表)展開を利用した製番管理とMRP (10)BOP(工順表)指示を活用した製造ロット番号管理とMES (11) ERPの代わりに生産スケジューラを利用する |
| 4.自社を取り巻く環境変化をシステムに盛り込む |
| (12)経済成長時代の終焉によって生産管理の役割が変化している (13)需要変動が激しくて計画通りに生産できなくなった (14)部品や材料を要求納期通りに調達できないために生産がストップした |
| 5.事例研究 他社ではどんなトラブルがあり、どう克服したか |
| (15)工程間滞留が放置されて納期遅れが多発した (16)MRP計算がネックとなって生産が混乱した (17)JIT調達とERPがマッチせずに現場や協力工場の生産が混乱した (18)カスタマイズが多すぎてバージョンアップができない |
| 6.システム最適化の最重要ポイント |
| (19)現場主導によるシステム導入を目指す (20)開発仕様が決められないシステムはプロトタイプ開発を検討しよう (21)重要なのはマスタ情報を整備することでシステムに「魂」を入れること |
| 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |





