セミナー

ライブ配信&後日の録画視聴も可能!
トラブルを未然防止する加工現場の実際を反映した機械図面の書き方
~この図面でモノを作ったら問題だらけ!とならないために~

開催主旨

 3次元CAD/CAE(3DCAD/CAE)の普及に伴い、量産設計を中心に3Dモデルデータを活用したモノづくりが定着しています。それでも、設計情報(設計意図)を正しく伝えるうえで2次元(2D)図面は必須です。寸法や公差をはじめ重要な設計意図や加工現場への指示は、2Dデータ(2D図面または紙図面)の方が、一覧性があって伝えやすいからです。このような事情から、現在では、3D(モデル)データと2D図面をうまく組み合わせて設計情報を伝達している会社が多いでしょう。それ故に、図面の読み手である、加工現場を考慮した2D図面の作成が、いままで以上に重要となっています。

 加工現場の実際を知らずに書いた図面だと、指示通りに物を作ることが出来なかったり、現場の解釈で物が作られたりしてしまい、あとで問題が生じることがあります。そのため。選択した加工方法による加工品の性質を考慮することはもちろん、物の形体を明確に表現するための幾何特性仕様(GPS)を意識することや、寸法精度などを適切に評価できるよう測定方法を考慮した指示が求められています。

 そこで本セミナーでは、「この図面では問題だらけ!」を無くすために、加工の知識を図面に埋め込み、設計意図を正しく伝え、狙った機能や精度につなげるためにはどのような図面としたら良いかを解説します。

 本セミナーを受講することで、加工現場の実際を考慮して、設計者が意図する仕上がり状態を適切に図面に反映させるコツを習得できます。また、3Dデータおよび2D図面で表現できる設計情報にはどのようなものがあるかを踏まえつつ、設計意図を正しく伝える2D図面の役割にも言及します。

 まだ経験の浅い機械設計者はもちろん、図面に起因する品質不具合に悩まされている方、さらには、今も2D図面が主流の設備設計者の参加をお薦めします。


※本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを用いて実施します。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールに開催2日前にお知らせいたします。

概要

日時 2026年2月4日(水) 13:00~17:00(4時間講座)
(12:30 受付開始)
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※受講者による録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

39,600円(資料含む、録画視聴、消費税込、1名分)

※録画視聴は、当日参加された方も、録画視聴で参加登録された方も可能です。

※録画視聴は、講座終了後10日間にわたり何度でもご確認いただけます。

主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

⇒ プライバシーポリシー

申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDF)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(開催一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込みフォームからお申込みいただくか、FAX申込書をダウンロードしご記入のうえ、お申込みください。
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

岩堀 圭吾 氏

このセミナーを申し込む

プログラム

1. いまどき2D図面は必要か?

1-1 デジタルツイン時代で変化する2D図面の役割
1-2 いわゆる図面レス(2D図面)ではものづくりは成立しない
1-3 3Dデータと2D図面との関係、3Dデータを生かす2D図面のあり方

2. トラブルの事例
2-1 切削加工品の事例
2-2 プレス加工品の事例
2-3 射出成形品の事例
2-4 鋳造品の事例
2-5 表面処理の事例
2-6 その他の事例
3. 加工現場を意識した図面(共通事項編)
3-1 普通公差(一般公差)欄の工夫
3-2 製品の置き方の指示
3-3 製品の基準の指示
4. 加工現場を意識した図面(加工方法別編)
4-1 切削加工を意識した図面例
4-2 プレス加工を意識した図面例
4-3 射出成形を意識した図面例
4-4 鋳造を意識した図面例
4-5 表面処理を意識した図面例
4-6 その他の図面例
5. 測定の視点
5-1 測定のときに困る図面
5-2 3Dを前提とした測定への対応
6. 質疑応答

このセミナーを申し込む

一覧へ戻る

日刊工業新聞社関連サイト・サービス