顕彰事業

(2009年)
第52回 十大新製品賞 本賞

新製品技術

クラウド指向サービスプラットフォームソリューション (NEC)

 自社の基幹システムの刷新で得た経験やノウハウをベースに、クラウドコンピューティングの特徴を生かしたサービスプラットフォーム(基盤)を開発し、構成要素となるハード、ソフト、サービスをソリューションとして体系化した。コンピューターやネットワークなどの情報通信技術(ICT)資源をデータセンター(DC)内で仮想化し、業務に応じてシステムモデルとして切り出して使うことが可能。

 総額400億円を投じて刷新した新経営システムを"リファレンス(参照)モデル"として、クラウド環境への移行に必要な業務プロセス改革やマネジメント手法などを確立。企業の利用形態や目的・要件に合わせたコンサルティングやサービス体制も整えた。

 開発の土台となった新経営システムでは経理、販売、調達の主要3業務をDCで一元化し、国内外からイントラネット経由でのアクセスが可能。

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