顕彰事業

(2010年)
第53回 十大新製品賞 日本力(にっぽんぶらんど)賞

新製品技術

フルHD 3D対応テレビを核とする 3D製品群 (パナソニック)

 家庭用フルハイビジョン3D(立体映像)テレビとしては業界で先頭を切って発表した。そして4月の発売以降は、テレビ以外にも3D関連機器を相次ぎ投入。3D対応のブルーレイディスク再生・録画機をはじめ、8月には家庭用ビデオカメラも3D撮影に対応。さらに一眼カメラでも静止画ながら3D撮影機能を搭載し、同社の3Dテレビで再生できるようにした。

 クロストークを最少化するなどテレビではプラズマディスプレーの強みを発揮するとともに、幅広い製品群によって3Dを楽しめる環境を整えている。

 一方、業務用では152型3Dディスプレーを7月に発売。また世界初の2眼式3Dカメラを8月に商品化するなど、3D映像制作に必要な放送機器もそろえる。これらハードに加えて、3Dソリューションの企画から撮影、編集、オーサリング、配信、表示、イベント支援までエンド・ツー・エンドで展開し、3D普及で先陣を切る。

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