顕彰事業

(2011年)
第54回 十大新製品賞 日本力(にっぽんぶらんど)賞

新製品技術

SOFC型家庭用燃料電池 エネファーム (Type S) (JX日鉱日石エネルギー株式会社)

発電効率45% 世界最高水準に

 固体酸化物型燃料電池(SOFC)タイプでは世界初の家庭用燃料電池となる。発電効率は従来の固体高分子型燃料電池(PEFC)タイプが35―37%なのに対し、45%と世界最高水準を達成。また容積をPEFC型より約40%小型化。設置スペースもPEFCより0.9平方メートル少ない2平方メートルとし、やはり世界最小サイズを実現した。

 スポット溶接に適用した場合、動作時間を従来比20%短縮する。スポット溶接は動作時間がそのまま生産性に影響するため、動作時間の短縮が求められている。

 都市ガスまたは液化石油ガスから水素を取り出し、燃料電池で発電する。24時間連続運転により、一般家庭で使う約70%の電力を賄える。また発電に伴う排熱により、風呂などに給湯も行う。これにより、電気と熱を合わせた総合エネルギー効率は87%と高い。二酸化炭素排出量も大幅に低減でき環境にも優しい。

 今年夏にはエネファームと組み合わせる蓄電池の発売を予定。太陽光発電とも組み合わせ、停電時でも運転できるようにするなど、自立型システムとしてさらに進化させる計画だ。

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