セミナー

【ライブ配信&録画視聴可能】
自動化・無人化に適した
工程編成と品質保証を理解する!

工場自動化・夜間工場無人化プロジェクトの具体的な進め方

開催主旨

 「DX(Digital Transformation)」が重要なキーワードとなって以降、ものづくり現場へのAI・IoTの適用が進展しています。さらには、今後の人材・人員不足を見据え、工場自動化・無人化への関心が高まっています。
 ところが、経済産業省が「DXレポート(2.0-2.2)」によると、各企業のデジタル投資が既存ビジネスの効率化に振り向けられている実態が明らかとなり、ものづくりで言えば、日々の品質改善にリソースが注がれている状況となっています。SNSなどで散見される「小手先のカイゼン活動に終始している」というDX担当の呟き(嘆き)は、その証左と言えるでしょう。
 一方で、QCサークルによる改善活動をベースに工場DX、さらには夜間工場無人化を実現し、安定稼働を続けている中小製造業があります。その活動の詳細を紹介するのが本講座であり、工場自動化・夜間工場無人化プロジェクトの立ち上げから、そのためのインフラ整備や仕組みづくり、これら工場で求められる工程編成や品質保証のあり方、チョコ停をはじめ運用段階での課題解決の手法までを具体的に解説します。
 本講座で紹介する工場はQCサークル活動がプロジェクトの基盤となっており、その一環でカメラ検査の導入やIoT化・夜間工場無人化を達成してきました。人(作業者)とシステムとの協働により長期間の不良ゼロの達成につなげており、自動化・無人化における改善活動の大切さも再認識していただきます。また、ディスカッションを通じて、プロジェクトの進め方のコツを掴んでいただきます。

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2024年 5月 24日(金)13:3017:00

※開催当日12:00まで受付

受講料 38,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)
※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)をお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。
主催 日刊工業新聞社
協力 アスカカンパニー
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

小林 孝洋 氏

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プログラム

1.参加者による課題共有
 事前アンケートを通じて自動化・無人化工場の実現にかかる課題を多方面から分析・共有します。
2.夜間無人化工場の実際(動画で解説)
3.自動化・工場無人化が求められる背景
 3-1 労働人口の不足とワークライフバランスへの対応
 3-2 生産性向上への対応 3-3 工場DX化の後押し
 3-4 機械・システム協調による人財の成長
4.工場自動化・無人化の意義と夜間有人生産の課題
 4-1 自動化・工場無人化(24時間連続稼働)の目的
 4-2 夜間有人生産の課題(チョコ停と手直し、大量の不良品)
 4-3 夜間工場無人化で求められる要件(早期検査) 4-4 チョコ停への対応と対策
 4-5 夜間工場無時間によるメリット(多品種生産の付加価値向上)
5.工場自動化・無人化プロジェクト活動の仕組み解説
 5-1 講師工場で実践したプロジェクトの立ち上げ
 5-2 ディスカッション①(貴社は経営層と実行者は同じ方向(目標)を向いていますか?)
6.夜間無人化工場への歩み(アスカカンパニーを例に)
 6-1 夜間工場無人化プロジェクトの立ち上げ
 6-2 インフラ整備と仕組みづくり(汎用性を意識した必須設備の導入)
 6-3 無人化プロジェクトのメンバー構成
 6-4 IoTによる夜間無人化の品質保証と朝礼による確認・検証
7.夜間無人化工場に適した工場と工程編成
 7-1 夜間無人化のための工場レイアウト
 7-2ワンフロアへの機能集約とバイオロジカルルーム
 7-3 リードタイム短縮を考慮した無人化工場の工程編成(モノの流し方)
 7-4 現場で無人化工場のためのものづくりを進める
8.センサシステムとの連動による夜間の品質保証
 8-1 カメラ検査システムとIoTの導入
 8-2 データ活用による夜間の品質保証と活用事例
 8-3 無人化のための機械・システム管理体制・最新のセンシング事例
 8-4 無人化・IoT化による人と機械の協調生産が人の能力を拡張する
 8-5 実際に稼働しているカメラ検査システムを確認
9.夜間工場無人化の効果
 9-1 ヒューマンエラーゼロ
 9-2 防虫効果
 9-3 生産性向上によるローコスト工場の実現
 9-4 シフトの固定によるカイゼン活動への集中
 9-5 チョコ停止を改善の起点とする
 9-6 「日計」によるPDCAサイクルとナレッジの共有(固有技術の共有技術化)
10.無人化工場プロジェクトを進めるには?
 10-1 夜間の防火・防災の取り組み方
 10-2 データ分析も行える「現場サイエンティスト」の育成
 10-3 「現場サイエンティスト」による科学的改善の視点
 10-4 すべては改善活動(QCサークル)が基盤!
11.質疑応答・総合討論
 ディスカッション②(貴社は経営層と実行者は同じ方向(目標)に進めそうですか?)
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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