セミナー

やはりDRBFMは使える!と見直しと導入が進展
【ライブ配信セミナー】

DRBFMによる全部門参加型で設計課題を評価・議論し、後工程での不具合を防ぐ手法

開催主旨

製品の機能向上やコストダウン、品質問題などへの対応するためには、設計における変更管理が求められます。また、これらの変更に伴い発生する品質問題(リスク)の未然防止に向け変化点管理の実施が併せて求められます。多くの設計現場では、いわゆる「3H(変化・初めて・久しぶり)」に着目したデザインレビュー(DR)などを通じて、変更管理および変化点管理が取り組まれているでしょう。その代表が、トヨタグループが実践するDRBFM((Design Review Based on Failure Mode))です。
 2000年代以降、トヨタグループおよび取引企業を中心に導入が進みました。しかしながら、DRBFMワークシートへの記載がたいへんといった理由から、2010年代以降、より簡易に実践できるDR(Design Review)やFMEA(Failure Mode and Effects Analysis)の手法が考案され、これらを導入する企業が相次ぎました。「DRBFMは使えない」論までありました。ところが、手戻りの頻発をはじめ設計品質の向上に必ずしもつながらず、にわかにDRBFMの見直しと採用が始まっています。DRBFMは、全部門参加型でリスクを正しく評価し、徹底した議論を通じて設計品質の向上を可能にするからです。
 本講座は、DRBFMの適用で不具合の未然防止につなげた元開発担当が、DRBFMによるGood Design&Good Discussion&Good Dissectionを通じてリスクを正しく評価し、効果的な対策を打ち出す手順を紹介します。同時に「設計審査」ではなく、全員参加型で評価と議論を行う設計本来の意義と喜びを掴んでいただきます。 かつてDRBFMを正しく運用できず、設計部門に過度に負荷がかった方には最適な内容となっており、その効果を見直し、再び実践する強いマインドを抱くはずです。また、適切なDRBFMの実践は品質不正の防止につながることも体感いだける内容となっています。


 ライブ配信セミナーでお申込みされた方は、オンライン配信ツールZoomを使い、講師自身も会場から出演いただく形式のセミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2024年 9月 27日(金)10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩 12:30~13:30)

開催当日9:30まで申込受け付け。

会場

オンライン(ZOOM)、後日の録画参加(録画視聴も可能)

※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。

受講料

49,600円(資料含む、後日の録画視聴、1名分、消費税込)
※本講座は、セミナー当日の参加が難しい方は後日、録画での参加が可能です。後日の録画参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。録画視聴は講座終了後10日間にわたりご確認いただけます。

受講にあたり

開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日3日前までの受付とさせて頂きます。3日前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読のうえ申込フォームより必要事項をご入力ください。
⇒ プライバシーポリシー
問合せ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー事業部
TEL: 06-6946-3382
FAX: 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

中山 聡史 氏

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プログラム

1.製造現場からみた設計現場の課題や悩み
1-1 設計現場の課題事例の紹介
1-2 後戻りプロセスとは
2.本当は目指したい設計プロセスの姿
2-1 フロントローディング
2-2 設計プロセスの事例紹介
3.信頼性設計
3-1 「品質企画」と品質管理の目的を理解する
3-2 品質を保証する考え方の歴史の変遷
3-3 品質企画があると手戻りがなくなる
3-4 品質企画の造り込みとは
3-5 品質企画のための7つのツール
4.DR(Design Review)実践
4-1 DRとは
4-2 DRの課題紹介
4-3 DRのあるべき姿
4-4 DRの実施タイミング
4-5 DRでの検討内容
4-6 個人演習①~あるべきDRと現状のGAPを確認~
5.DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)実践
5-1 変化点管理+DRBFMの定義
5-2 DRBFMの誕生の経緯
5-3 DRBFMの構成
5-4 DRBFMの変化点管理と成果を得る変化点点管理の進め方
5-5 DRBFMの適切な検討時期
5-6 DRBFMの内容
5-7 個人演習② ~DRBFMを実践しよう~
6.DRBFMは品質不正の防止につながる!
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