セミナー
FMEAでは「問題の見落とし」は防げない!
品質問題を抱える設計者必見!
本当に使える品質問題未然防止法
~トヨタA級認定のベテラン講師がFMEAの課題とその対処法、トヨタDRBFMの基礎知識など品質問題未然防止に役立つ進め方を解説!~
-Nakadeメソッド-<定員15名>
開催主旨
設計審査のデザインレビューや故障モードの抽出から始めるFMEAでは問題はなくならない!
品質問題を未然に防止するFMEA(※1)は工数ばかりかかってしまい、「効果がない」と感じている設計者や管理者が多いのではないでしょうか。
その原因は、FMEAは
①全部品の故障モードを抽出すること
②信頼性設計評価がメインであり、機能設計に由来するトラブルを予防できないこと
の2つが挙げられます。
すなわちFMEAは工数ばかりかかり、品質問題の根本対策には結びつかない手法なのです。
一方、トヨタDRBFM(※2)は変更点に着目したFMEAと認知されていますが、実は大きな違いがあります。故障モードの抽出から始めるFMEAに対して、製品機能から展開するのが、DRBFMと本セミナーで紹介するNakadeメソッドです。
DRBFMは車載用途以外でも採用する企業が増えてきましたが、本来の趣旨を理解していないために、十分に使いこなせていないのが実情です。NakadeメソッドはDRBFMをより進化させた設計全体を検証する手法です。根本的な設計改善が図れ、実際に多くの現場で効果を上げてきています。また、完成度を上げるためには、「衆知を集める」ことが大切で、「設計の見える化」が重要になります。
本セミナーでは、設計現場を知り尽くした経験豊富なベテラン講師が、FMEAの課題とその対処法、現場で即実践できる完成度の高い機能展開未然防止策Nakadeメソッドを、ケーススタディーで「7つの帳票」を使って、もれなく効率よく検証するノウハウをお伝えします。
※1:FMEA(Failure Mode and Effects Analysis)
※2:DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)、トヨタ自動車で考案された創造的品質問題未然防止
【本講座で得られる習得知識】
1.FMEA/FTAの基礎知識と活用法
2.機能展開の品質問題未然防止法
3.トヨタ自動車(株)推奨のDRBFM実践
4.FMEA知識が格段にあがり、指導スキルが身に着きます。
【受講対象】
営業、開発・設計・技術管理・生産技術、及び品質管理・製品審査・製造技術などを担当する技能系社員。幅広い業務の方のご参加が可能です。
※自動車メーカー、講師と同業の方の受講はお断りいたします。
また、講師の意向及び、ご所属が確認できない方につきましても受講をお断りする場合がございます。
定員数が15名のため、1社3名以上のお申し込みはご遠慮願います。
※講義中のパソコン使用は禁止させていただきます。
概要
日時 | 2024年 8月 30日(金)10:00~17:00 (9:30 受付開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | 日刊工業新聞社 西日本支社 セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 西日本支社
セミナー会場
大阪市中央区北浜東2-16 - セミナー会場案内図
プログラム
1.はじめに |
1-1. 品質問題未然防止とは 1-2. デザインレビューの実態 1-3. 開発現場の課題と対策 1-4. 開発段階で衆知を集める |
2.FMEA/FTA/なぜなぜ分析 |
2-1. FMEAとは! 2-2. FMEAの改善事例 2-3. FMEAで品質がよくならない理由 2-4. 講師が伝授…FMEAの裏知識! 2-5. FTAとは 2-6. FTA、FMEAの比較 2-7. なぜなぜ分析と注意点 2-8. Nakadeメソッド 商品力向上“7ケ条” |
3.品質問題未然防止法の考え方 グループ討議 |
3-1. なぜ品質問題が起きるのか! 3-2. 重要!品質問題発生の原因と対策 3-3. ストレスとストレングス 3-4. 対処法 |
4.DRBFMとは |
4-1. DRBFMとは! 4-2. DRBFMのイメージ 4-3. DRBFMの「こころ」! 4-4. FMEAとDRBFMの比較 4-5. A級エキスパートだから言えること! |
5.ケーススタディー”DRBFM” DRBFMの使いこなし実践演習…Nakade メソッド |
5-0. システム要件表 5-1. 気づきシート 5-2. 変更点・変化点一覧表 5-3. 階層構造図 5-4. 機能着眼点一覧表 5-5. 変更点-機能/故障モード表 5-6. FTA(なぜなぜ分析) 5-7. ワークシート(Nakadeメソッド) |
6. DRBFM推進での注意点 |