セミナー
【ライブ配信セミナー】
プラスチックの強度特性および設計・成形とトラブル防止対策
-Q&A方式でわかりやすく解説―
開催主旨
金属材料に比較すると、プラスチックは絶対強度が低いこと、設計・成形条件や使用条件によって強度が変化することなどの注意点があるので、その強度特性を理解した上で設計・成形を進める必要があります。そのため、次の事項を中心に解説します。
①プラスチックの強度や破壊はどのように起きるか
②強度特性と実用上の留意点は何か
③強度低下はどんな要因で起きるか
④よい製品を作るにはどのように設計・成形を進めるか
⑤強度トラブルの原因を究明するにはどんな方法があるか
⑥プラスチック製品の強度トラブルにはどんな事例があるか
材料開発、設計・成形、品質保証などに関係される方々に役立つように、強度品質の向上や強度トラブル未然防止に重点を置いて実用的に解説します。
※ご受講特典として講師著『設計者のためのプラスチックの強度特性 第2版』(丸善出版刊)を無料進呈します。
概要
日時 | 2024年 8月 7日(水) 10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:48,400円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1.強度と破壊の基礎 |
Q1 プラスチックの強度発現機構は? Q2 分子量と強度の関係は? Q3 ポリマーの分解要因は? Q4 結晶性プラスチックと非晶性プラスチックの違いは何か? Q5 転移温度とは? Q6 結晶化度と強度の関係は? Q7 プラスチックはなぜ粘弾性を示すか? Q8 応力緩和とはどんな現象か? Q9 クリープとはどんな現象か? Q10 クレーズとクラックの違いは? Q11 延性破壊と脆性破壊の違いは? Q12 クラック発生率は何故ばらつくか? |
2.強度特性と実用上の留意点 |
Q1 応力およびひずみの意味は? Q2 応力とひずみはなぜ比例しないか? Q3 引張の応力―ひずみ曲線からどのような強度特性がわかるか? Q4 静的強度と衝撃強度の違いは何か? Q5 衝撃強度データをどのように利用するか? Q6 クリープおよびクリープ破壊とは? Q7 クリープ破壊寿命をどのように予測するか? Q8 クリープデータはどんな製品設計で必要か Q9 疲労破壊はどのように進行するか? Q10 プラスチックの疲労破壊特性は? Q11 プラスチックの熱疲労破壊とは、どのような現象か? Q12 金属材料とプラスチックでは、疲労特性に違いがあるか? |
3.強度低下に影響する諸要因 |
Q1 クラックにはどんな種類があるか? Q2 ストレスクラックの発生機構は? Q3 ストレスクラックに影響する要因は何か? Q4 ケミカルクラックの発生機構は? Q5 ケミカルクラックに影響する要因は何か? Q6 熱劣化の機構は? Q7 熱劣化寿命を予測するには? Q8 加水分解劣化の機構は? Q9 加水分解劣化寿命を予測するには? Q10 紫外線劣化の機構は? Q11 紫外線劣化寿命を予測するには? Q12 サンシャイン促進暴露試験と屋外暴露の相関は? Q13 耐薬品性を考慮した材料選定のポイントは? |
4.設計・成形の進め方 |
Q1 肉厚設計の留意点は? Q2 リブおよびボス設計の留意点は? Q3 コーナアールおよび抜き勾配設計の留意点は? Q4 成形時の熱分解を防ぐには? Q5 材料の予備乾燥はなぜ必要か? Q6 設計・成形で生じる応力集中源にはどんなものがあるか? Q7 新材に再生材を混合使用するときの注意点は何か? Q8 強度設計の留意点は何か? Q9 安全率、許容応力とは? Q10 許容応力の求め方は? |
5.強度トラブルの原因究明法 |
Q1 トラブル発生時に最初に調べるポイントは何か? Q2 原因究明の仮説をどのように立てるか? Q3 成形条件の調査項目は? Q4 成形時の分解を調べるには? Q5 色相変化を調べるには? Q6 使用材料の材質を判定するには? Q7 成形品中の欠陥部(異物、気泡、クラック)を調べるには? Q8 結晶化度を測定するには? Q9 残留ひずみを測定するには? Q10 製品の破面から破壊原因を調べるには? |
6.強度トラブルと設計・成形対策 |
Q1 ウェルドラインがあるとどんな不具合が起きるか? Q2 ウェルドラインの対策は? Q3 残留ひずみはなぜ発生するか? Q4 残留ひずみの低減対策は? Q5 インサート成形の残留ひずみはなぜ発生するか? Q6 インサート金具周囲のクラックの対策は? Q7 ケミカルクラックトラブルにはどんな例があるか? Q8 ケミカルクラックの対策は? Q9 ねじ接合ではどんなトラブルがあるか? Q10 ねじ接合におけるトラブルを防ぐには? |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |