セミナー
切削加工の理論と実務(基礎と応用)
-切削工具の特性や選択方法、切削条件の設定方法、切削油剤の選び方まで、現場で“使える”知識を解説します-
開催主旨
切削加工は工作機械を使って工作物を削り、目的の形状をつくる加工法で、塑性加工に比べて加工精度が高く、良好な表面粗さが得られます。このため切削加工は自動車や航空機、家電、金型などあらゆる工業部品を製作する生産現場で活躍しています。近年、工業製品の高機能化と高性能化、部品点数の削減にともない切削加工に求められる信頼性と精度は一層高くなっています。
本講習では切削工具の特性と使い方や旋削・フライス加工における切削条件の正しい決め方、切削油剤の種類や選定方法などを実際の現場実務に即して詳しく解説いたします。また、講師が監修し、日刊工業新聞社が販売する教育用DVD「金属加工シリーズ」で使われている高速カメラによる映像を多用し、連続切削と断続切削の違い、工具摩耗と切削速度の関係性などの切削現象を目で見て学びます。
切削加工の理論を実務に紐づけて解説し、単なる知識ではなく、使える知識を修学します。
進呈書籍
※ 本セミナーを受講される方には、講師著書「わかる!使える!機械加工入門」(日刊工業新聞社)を受講当日に進呈いたします。
概要
日時 | 2024年 11月 20日(水) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:48,400円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込みについて |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1.生産技術者が持つべき目線 |
・理想的な切削加工とは? |
2.切削工具の基礎知識 |
・高速度工具鋼(ハイス)の特性と使い方 ・超硬合金の特性と使い方 ・サーメットの特性と使い方 ・CBNの特性と使い方(高能率化を目指した事例) |
3.旋削加工の基礎と実際 |
・切削条件の見直し(条件設定の指針) ・バイト(チップ)の種類と特性・選択方法 ・高速カメラ映像を使った加工現象の解説 |
4.フライス加工の基礎と実際 |
・切削条件の決め方(高能率と高精度の使い分け) ・正面フライス、エンドミル、ドリルの種類と特性・選択方法 ・高速カメラ映像を使った加工現象の解説 |
5.目で見る切削現象 |
・連続切削と断続切削の違い ・切りくずの形状と加工現象 ・工具摩耗と切削速度の関係 ・工具摩耗の原因と対策 ・表面粗さを悪くする要因(理論と実際) ・びびりの主因と対策 ・ミルシート(含有合金元素)と切削特性 |
6.切削油剤の理論と実際 |
・油種と性能 ・加工事例と油種選定 ・水溶性切削油剤の管理方法 ・新しい供給方法の事例 |