セミナー

カイゼン活動の「盲点」!作業台・運搬台車に隠れた「ムダ」とは?
作業ミスを根絶し「動作と運搬のムダ」を半減する「作業台のカイゼン」

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開催主旨

生産現場のオペレータ(作業員)は、何の疑いもなく与えられた作業台で黙々と作業をしますが…


その「作業台のつくり方」を深く考えたことはあるでしょうか?

また、作業台の幅、奥行き、高さをどうやって決めたかを説明できるでしょうか?

ほとんどの工場では、自己流で”なんとなく”作業台を製作していることでしょう。

 

工程やラインの生産性改善・品質管理向上の手法は山ほどありますが、

意外にも…「作業台のカイゼン」に関する書籍や文献、セミナー教材はほぼ見当たりません。

 


特に【組立工程】の作業台は、品質・生産性に直結する重要な要素です。

それにも関わらず、「作業台カイゼン」による品質管理・生産性の向上は見過ごされています。

 

まさにカイゼン活動の「盲点」です

 

「作業台カイゼン」は、これまで放置されていた領域であるため、改善に着手するだけで大きな効果が期待できます。

本セミナーの講師が、コンベアラインから立ち作業のU字ラインを製作した時に、試行錯誤しながら作業台を一からつくり上げ、現場のオペレータとともに磨き上げてきたノウハウを惜しみなく提供します。


操作性の高い「作業台のつくり方と考え方」のプロセスさえわかれば、ムダを一気に無くせるとともに、品質・生産性の向上が期待でき、さらに安全で楽な作業を実現できます。
そして、自分たちの現場にあった作業台をつくり上げるノウハウも習得できます。今まで「当たり前」と思っていた作業台を一から考え直す機会にしていただけます。

習得可能知識

1) オペレータにとって、毎日使う一番身近な作業台の改善案が出せる
2) オペレータのムダな動きがなくなり、疲れにくく、生産性が上がる
3) 特に組立工程において、自分たちでできる操作性の高い作業台のつくり方がわかる

受講者対象者

・操作性が高く、安全な作業台を検討している管理監督者・生産技術者・製造担当者の方
・品質や生産性を決定するのは、治工具やアタッチメント、そして作業台だと気づいた方
など、作業台が品質や生産性に大きく関わると想像していなかった方々にとって【目からウロコ】のセミナーです。

概要

日時 2024年 12月 19日(木) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 46,200円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

松田 龍太郎 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1.  まず動作と運搬のムダを知り、ムダを少なくする
  1)ムダとは何か?作業のうちムダはどれくらいあるか?
  2)ムダは、意識することで見えてくる
  3)キーワードは、手元化と順序化と4定
  4)オペレータの立場に立って、楽で働きやすい作業環境を考えてつくる
2.作業台・運搬台車に隠れるムダを探す
  1)人の可動範囲を広げるために、座り作業から立ち作業にする
  2)部品や治工具・設備は作業順に並べ、手元化を徹底する 
  3)作業台はコンパクトにして、歩行のムダをなくす形状にする
  4)異常が発見しやすく、処置や対応のしやすいしくみにする
  5)繰り返し性の高い標準作業にして、最小の時間で作業できるようにする
  6)運搬台車も作業台の一部として考える
  7)現場での事例紹介『組立ラインの改善案』
3.生産性・操作性の高い作業台を考える
  1)人間工学(エルゴノミ―)に基づいて、オペレータが作業しやすい作業台を設計する 
  2)多品種少量生産の領域を設定し、フレキシブル性と汎用性をもたせた作業台にする 
  3)オペレータだけでなく、品質向上のため部品供給とトラブル対応の人員も設置する
  4)ワークの高低差がなく、振り向きやしゃがみのない順序のよい流れをつくる
  5)部品や治工具・設備の段取り替え時間が短くできること
  6)物流面も考慮し、供給排出の高さの統一やセット供給なども考慮する
4.作業台のつくり方
  1)作業台はユニット化し、連結や分離がワンタッチででき、キャスター付きにする
  2)作業台は、統一した動力源とし、ネジやナット類も統一する
  3)ワークの高さを揃えるために、作業台に載せるユニット台の高さ調整ができる
  4)作業台や棚や設備などは、まず段ボールで試作してみる【ビデオ紹介】
  5)パイプ材、アルミの棒材、穴付きのLアングルなどで作業台をつくる
  6)ラインとしてU、C、Lなどの形状があるが、同じ作業台ユニットを使う
5. 作業台の材料・部品の置き方と“からくりの要素”の活用
  1)作業台に設置する付帯設備もユニット化する
          例:照明、コンセント、吊り具、アンドン、部品棚、空箱返却棚、カンバン箱、ゴミ箱  
    2)コンパクトな作業台にするために、オーダー別ピッキングやセット化を考える
    3)手元化するために作業に邪魔にならない工夫
          例:標準手持ちは1個、作業台に余分なものが置けないしくみ、吊り下げ方式
    4)部品と治工具をセット化した作業台ユニットの紹介
          例:リュックサック方式
6.作業台の操作性について
  1)左回りと右回りの決め方 
  2)精密作業の場合のワークの高さの決め方と方法 
  3)一人ひとりに対応して、作業台の高さが調整できる事例紹介
  4)レイアウト変更があっても、1~2人で簡単にできる
  5)実際には、時間観察して作業性を比較検証していく

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