セミナー

【ライブ配信セミナー】
【2時間速習講座】
有機フッ素化合物(PFAS)を中心としたフッ素材料の特性とその定性・定量分析方法

開催主旨

有機フッ素化合物PFAS のうち、水道水中のPFOS・PFOA 量が国内の水質基準と設定され、定量検査が2026 年から必要となりました。欧米では材料としてのPFAS の規制が検討されています。特に米国ではPFAS 含有製品の登録・報告が義務化されようとしています。水中の低濃度のPFOS・PFOA 等の分析方法は確立されていますが、多種にわたる製品中に含まれるフッ素材料の定性と定量法は殆ど知られていません。今後、輸出製品中のフッ素材料の同定と定量が必要となる可能性が高いです。

本セミナーでは、フッ素材料の同定法とその定量法をまとめて解説します。PFAS を中心としたフッ素材料の特性とその分析法を一度に習得でき、使用中の製品や輸出製品中にPFAS が含有しているか不安に感じられている方々にも有用なセミナーです。

習得可能知識

・フッ素の特性と多様な用途
・PFAS 規制の対象となる材料の定性法(同定法)
・フッ素材料の定量法(全量、非破壊法、分解法)

 

受講対象者

・取り扱っている製品がPFAS を含有しているかを調査したい方
・PFAS 分析に携わっている方、これから携わる方。
・製品の輸出管理や順法管理業務の方、もしくはその元データを準備される方。
・フッ素材料を用いた製品開発に携わっている方、これから携わる方。

 

【必要な予備知識】
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

概要

日時 2025年 7月 28日(月)14:00~16:00
(13:30 ログイン開始)
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:19,800円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
FAX申込みについて
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

米森 重明 氏

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プログラム

1. フッ素(元素・イオン・材料)の特性と用途・製造方法
F 原子・F イオン、C-F 結合化合物などの特性
主な用途
工業的な製造方法
2. PFAS 規制の概要
OECD 規制案・EPA 報告規制を中心に
3. PFOS、PFOA 類の同定と定量法
水の分析法 (LC-MS/MS 法)
4. フッ素の定量法
a)イオンとしてのフッ素イオンの定量法
イオンクロマトグラフィー法、イオン電極法、比色法など
b)全体量としての全フッ素量の定量法
分解しない方法
 蛍光X 線分析法、放射化分析法など
分解する方法
 燃焼法
 化学分解法
5. フッ素材料の同定と構造解析法
a) 赤外分光法(IR)
b) 核磁気共鳴法(NMR)
c) 質量分析法(MS)
d) 熱分解GC 法
e) ラマン分光法
f) パルスNMR 法(TD-NMR)
6. まとめと今後
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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