セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
高い識別精度で世界的に注目!
AIベースの画像検査
構造的異常検知/論理的異常検知
の基礎と最新動向

開催主旨

 近年、画像検査の分野では、従来から取り組まれている「構造的異常検知」に加え、「論理的異常検知」が注目を集めています。
 論理的異常検知は、キズや汚れといった構造的な異常検知とは異なり、画像内のオブジェクトの存在、配置、数量、相互関係など、より高レベルな意味的・論理的な異常を判定する技術です。AIを駆使した画期的な手法が次々と提案されており、この分野は大きなトレンドになっています。本手法の適用により、部品の欠損、誤った配置、個数の不一致、色の組み合わせの間違いといった異常の検知に応用されることが期待されています。
 また、構造的異常検知はキズや汚れといった視覚的な欠陥を扱いますが、近年はさまざまな画像生成モデルで人工的な異常画像を生成したり、正常画像のみを用いる検査方式が開発されたりするなど、その性能は日進月歩で向上しています。さらに、言語モデルを用いた異常検知も発展しており、例えば、構造的異常検知モデルがNG判定を出した後、その検出結果を言語モデルに入力することで、異常内容を自然言語で説明させるといった新たな展開も期待されています。
 本講座では、まず構造的異常検知と論理的異常検知それぞれの特徴を整理し、その世界的な技術動向や期待される応用例を解説します。また、これらの技術を実際に現場で活用する際に役立つ、画像撮影方法、対象物の位置合わせ技術、検査性能の評価指標、公開データセットなども併せてご紹介します。
 本講座を通じて、世界的に注目されている論理的異常検知と構造的異常検知の基礎と最新動向を掴みましょう。

 

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを用いて実施します。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2025年 10月 27日(月)13:0017:00

※開催当日12:00まで申込受付

※録画視聴は講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。

受講料

39,600円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームでご選択ください。

※録画視聴は当日参加された方もご確認いただけます。

主催 日刊工業新聞社
協力 中京大学 橋本研究室・秋月研究室
(Advanced Sensing & Machine Intelligence Group)
問い合わせ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

橋本 学 氏

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プログラム

1.イントロダクション:異常検知の基本課題
 
2.構造的異常検知の基礎と最新動向
2-1 人工的画像生成に基づく異常検知
2-2 正常サンプルのみを用いた異常検知
2-3 言語モデル利用による異常検知
3.論理的異常検知の基礎と最新動向
3-1 論理的異常検知の概念と分類
3-2 論理的異常検知のトレンド
3-3 最近の研究紹介
4.画像検査システム構築のための周辺技術
4-1 撮影装置と照明方法
4-2 検査のための画像位置合わせ技術
4-3 異常検知の性能評価指標
4-4 公開画像データセットの動向
5.まとめ・議論・質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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