セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
ヒューマノイドロボットを中心としたフィジカルAIの最新動向と産業変革
~米中欧日の企業戦略と社会実装に向けた論点~

開催主旨

 AIとロボティクスが融合し、現実空間で「認識し、判断し、作業する」フィジカルAIが急速に注目を集めています。特にヒューマノイドロボットは、製造・物流・建設・インフラといった既存産業のオペレーション構造を変え得る技術として、米中欧を中心に開発競争と投資が加速しています。
 一方で、その社会実装には技術成熟度だけでなく、現場運用コスト、安全性、標準化、さらには倫理・法・社会的課題(ELSI)といった多面的な論点が存在し、実用化の難易度は依然として高い状況にあります。
 本講演では、ヒューマノイドロボットを中心としたフィジカルAIについて、技術開発動向、政策・投資・プレイヤーの動き、産業へのインパクトを俯瞰的に整理します。また、社会実装に向けた制約条件や論点を踏まえ、日本が置かれた立ち位置と競争力の源泉を明らかにし、今後企業が検討すべき戦略視点を提示します。
 フィジカルAIの進化を単なる技術トレンドとしてではなく、「産業構造の変化」として捉えるための共通理解を得ることを目的としています。 

 

受講対象

■AI、ロボティクス、FA、DX、自動化技術に関心のある方
■新規事業、技術戦略、研究開発テーマの検討に携わる方
■製造、物流、建設、インフラなどの現場を有する企業の企画担当者
※予備知識は不要です。本講演はフィジカルAIに関する技術詳細(AI・ロボティクスのアルゴリズム設計や実装手順など)を深く扱うものではなく、フィジカルAIの進化と社会実装をめぐる論点を俯瞰的に整理し、意思決定の土台となる共通理解を得ることを目的としています。

 

習得可能知識

■フィジカルAIを巡る研究開発のマクロトレンドおよび主要プレイヤーの動向
■産業に与えるインパクトの可能性と、社会実装に向けた課題、実装時に想定される変化
■現時点における日本のポジションと競争力、今後取り得る戦略
■フィジカルAIの社会実装における技術・運用・ビジネス面の主要論点の全体像

 本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2026年 7月 21日(火)13:00~16:30

※開催当日12:00まで申込受付

受講料

38,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームでご選択ください。

※録画視聴は当日参加された方も講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。

主催 日刊工業新聞社
協力 SOMPOインスティチュート・プラス株式会社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 イベント事業本部 名古屋支社 セミナー担当
TEL : 052-307-0489
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

秦野 貫 氏

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プログラム

1.フィジカルAIとは何か
1-1 フィジカルAIの定義、対象領域の整理、従来AI/従来ロボットとの違い
1-2 注目される背景(技術×社会的ニーズ×投資)
1-3 技術的ブレイクスルー(AIの高性能化、マルチモーダル化、センサー/ハードの高性能化)
1-4 社会ニーズ:人手不足・危険作業・「多品種少量」の仕事
1-5 ヒューマノイドが「主役」の理由(ブラウンフィールド適合/ナラティブの強さ/研究の系譜)
2.世界の最新動向:プレイヤー・政策・投資
2-1 主要プレイヤー概観:米中欧、自動車・物流・産業ロボ系
2-2 BigTech/半導体企業の関与:投資・提携・開発基盤
2-3 提携、製品化、採用事例、出荷・価格帯
3.技術トレンド(論点整理)
3-1 研究開発の焦点:全身運動/精密動作/把持・接触/速度
3-2 電池・熱・耐久:性能を縛る制約条件
3-3 学習とデータ:フィジカルAIの中核が「AIの学習能力」にある理由
3-4 データ収集の概観:遠隔操作・現場ログ・シミュレーション
4.産業インパクト(可能性)
4-1 市場性:立ち上がりやすい用途の特徴(条件整理)
4-2 付加価値:労働代替/補助/拡張、サービス化の可能性
4-3 労働力不足・危険作業・「多品種少量」の仕事への効き方(産業別の見立て)
4-4 周辺市場の広がり、サプライチェーンの論点:部品供給・調達・地政学リスク
5.社会実装の論点
5-1 評価指標:成功率/停止頻度/サイクルタイム/稼働率
5-2 現場運用:監視・復旧・保守・アップデート・責任分界
5-3 安全・規格:機能安全/リスクアセスメントの基本線
5-4 コストと導入形態:買い切り、ロボットアズアサービス
5-5 ELSI:倫理(意思決定の透明性)、法(事故時の責任)、社会(雇用影響)
6.日本の現在地と注目点
6-1 日本のポジション:なぜ米中に遅れをとったか(構造要因の整理)
6-2 日本の産業構造からみた強み/弱み(部品・現場など)、既存産業への影響
6-3 諸外国と日本の政策の比較(産業育成/標準化の観点)
6-4 日本国が取り得る方向性と企業の選択
7.まとめと質疑応答

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