セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
開発者のための事業を成功に導く知財活用

事業に貢献する強力な特許を生み出す
開発者になるための実践ノウハウ
~実際にビジネスで活用できる「攻め」の特許を
生み出すための具体的な手法や思考プロセス~

開催主旨

 特許を事業に活かすには、知財部門や弁理士の専門性が大切です。しかし、その根幹をなすのは、発明者の頭の中にしかない技術アイデアが詰まった「充実した明細書」です。
 開発者は、特許について学ぼうとしても専門書は難解で理解しづらいと感じたり、知財部から一般的な指導は受けても自身の開発に直結する具体的な着眼点やポイントが掴みにくいと感じているケースが多くあります。強力な特許を生み出す開発者になるためには、技術的な専門知識だけでなく、特許権の本質を理解することが大切です。更に、そのような特許を絞り出すためには最低限の特許法の理解が必要です。どのような着眼点を持てば良いのか理解し、その上で実際に考えて絞り出す事が大切になります。

 また、自分の開発を事業の成長に直結する「生きた特許」にするには、知財部門と積極的に連携することが重要となるため、開発者が特許について学ぶ際の障壁(解説書の難解さ、知財部からの情報不足)を解消し、事業に貢献する特許を自ら生み出せるようになることを目指します。

 講師は、開発者として知財部に在籍し、特許戦略構築から出願活動までを経験。開発者の視点から、特許権の本質、最低限必要な特許法の理解、そして効果的な着眼点について解説します。また、豊富な経験に基づいて、特許を事業に役立つ強力なツールとして活用するための実践的なノウハウを分かりやすくお伝えします。

■特許権の本質理解: 特許が持つ本来の力と、それが事業にどのように貢献するかを深く理解します。
■事業に役立つ強力な特許とは: 単に権利を取得するだけでなく、競争優位性を確立し、収益を生み出す「強い特許」の具体的な特徴と、その作り方を学びます。
■新規性・進歩性対策の着眼点・ポイント: 特許取得の鍵となる「新規性」と「進歩性」をクリアするための効果的な対策と、出願時に注意すべき着眼点を掘り下げます。
■有効で強力な特許を絞り出すノウハウ: アイデア段階から、実際にビジネスで活用できる「攻め」の特許を生み出すための具体的な手法や思考プロセスを習得します。

このセミナーを通じて、特許を単なる法律知識としてではなく、事業戦略の重要な柱として捉え、実際に活用できるようになることを目指します。


【受講者特典】
ご受講いただいた方には、1時間の無償コンサルティングを実施いたします。お気軽にお問い合わせください。

 

受講対象

製造業の設計者、開発者、研究者、中堅、リーダークラス

※基礎的な所から説明しますが、1件でも特許出願経験のある方が望ましいです。
 

習得可能知識

1)他社特許に対する自社技術の侵害判定ができるようになります。
2)特許権の本質を理解することで事業に役立つ強力な特許とは何かが理解できます。
3)新規性/進歩性対策の着眼点、ポイントが理解できます。
4)事業に役立つ有効で強力な特許を絞り出すポイントが理解できます。


 本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時 2025年 9月 11日(木)13:00~17:00

※開催当日12:00まで申込受付

※録画視聴は講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。

受講料

38,500円(テキスト代、後日の録画視聴、税込、1名分の参加費となります)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

布施 裕児 氏

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プログラム

1.特許の基本理解

1-1 特許にできる発明とは
 1.1.1 発明の種類
 1.1.2 特許要件
 1.1.3 記載要件 

1-2 出願から特許成立までの流れ 

1-3 特許公報の見方 
 1.3.1 特許公報には何が書いてあるか
 1.3.2 請求項
 1.3.3 明細書 

2.開発者の必須知財スキル

2-1 特許検索方法
2-2 特許侵害の判定方法

3.事業に役立つ強力な特許とは

3-1 特許法の目的と特許権の本質 
 3.1.1 発明の保護の正しい理解
 3.1.2 発明の奨励
 3.1.3 産業の発展への寄与 
3-2 攻めの特許
 3.2.1 基本特許
 3.2.2 当たり前特許
 3.2.3 検証可能な特許
 3.2.4 選択発明/数値限定発明
3-3 守りの特許
 3.3.1 技術の多面性に対抗する特許網の構築
 3.3.2 個々の特許をより強くする方法

4.新規性/進歩性対策

4-1 新規性とは
4-2 新規性対策
4-3 進歩性とは
4-4 進歩性対策
 4.4.1 進歩性で拒絶される場合とは?
 4.4.2 具体的な進歩性対策 4選

5.強力な特許を絞り出すポイント~事業に役立つ強力な特許創出~

5-1 当たり前特許の創出ポイント
5-2 権利範囲が広い特許の創出ポイント
5-3 選択発明の創出ポイント
5-4 数値限定発明の創出ポイント
5-5 補充事項が追加できる国内優先権の主張
5-6 アイデア特許

8.まとめ・質疑応答

【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】

※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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