セミナー
【ライブ配信&後日の録画視聴可】
動的ぬれ性制御による表面設計の新理論
接触角ヒステリシス評価の重要性とフッ素フリー撥水・撥油技術の実装
~SLIPS・バイオミメティクス・自己修復材料の最新動向~
開催主旨
撥水・撥油性表面の設計において、これまで「静的接触角」や「Cassie/Wenzelの式」が基本理論として広く用いられてきました。しかし、実際の製品開発現場では、「接触角は高いのに液滴が滑り落ちない」「理論通りの性能が出ない」といった問題に直面することが少なくありません。その原因は、従来の静的評価では捉えきれない「動的ぬれ性」や「接触角ヒステリシス」にあります。
本講座では、従来の常識を覆す「ぬれ性制御の新理論」を基礎から解説し、動的接触角や接触角ヒステリシスの測定・制御技術を習得します。Cassie/Wenzelの式の問題点や、三相接触線の重要性など、既存理論を再検討する最新の研究成果も紹介。単なる理論の習得にとどまらず、実際の開発現場で役立つ正しい表面評価・設計技術を身につけられます。
実装技術としては、PFAS(PFOS/PFOA)規制にも対応可能なフッ素フリー技術を中心に、単分子膜、ポリマーブラシ、ゾルーゲル皮膜、透明ヒドロゲルなど、講師らが開発している最新技術を具体的な事例とともに解説します。さらに、SLIPS(液体含浸多孔質表面)、バイオミメティクス(生物模倣技術)、自己修復材料(撥水性・親水性)といった次世代技術の設計指針と応用展開についても詳しく紹介します。
ハスの葉効果や花弁効果といった自然界の知恵から、着氷雪防止、PETボトルへの応用まで、多岐にわたる産業での実装事例を通じて、耐久性に優れた撥水・撥油性、親水性、防汚性、難付着性を持つ表面設計のための具体的なノウハウを習得できます。
本講座が、新しい表面機能を探求している研究開発者や、既存製品の性能限界を突破したい技術者の皆様にとって、すぐに活用できる実践的な知識と具体的な解決策を提供する一助となれば幸いです。
受講対象
■撥水・撥油性能の限界を感じている技術者・研究者
■静的接触角では説明できない現象に直面している方
■動的ぬれ性評価や接触角ヒステリシス制御技術を習得したい方
■フッ素フリーを含む次世代表面処理技術を開発したい方
■SLIPS、バイオミメティクス、自己修復材料(撥水性・親水性)に関心がある方
※ほぼ全業種からの相談実績があり、事例と共に解説します。
具体的には、
・機能性コーティング
・各種基材の表面処理
・ディスプレイ/タッチパネル表面
・塗装/塗料等の技術開発・研究開発者
習得可能知識
■従来理論(Cassie/Wenzel)の問題点と動的ぬれ性の新しい考え方
■接触角ヒステリシスの測定・制御技術と滑落性の関係
■SLIPS、バイオミメティクス、自己修復材料(撥水性・親水性)の設計指針
■フッ素フリーを含む最新表面処理技術とその開発動向
■耐久性に優れた撥水・撥油・防汚・難付着性表面の設計ノウハウ
本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。
概要
| 日時 | 2026年 5月 25日(月)10:00~17:00 ※テキストは郵送とメールの2種類でお知らせします。 ※昼休憩は12:00~13:00を予定しています。 |
|---|---|
| 受講料 | 49,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分) 配布資料 受講にあたり ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームでご選択ください。 ※録画視聴は当日参加された方も講座終了後2週間にわたりご視聴いただけます。 |
| 主催 | 日刊工業新聞社 |
| 協力 | 産業技術総合研究所 |
| 申込について | ※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
| 問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 イベント事業本部 名古屋支社 セミナー担当 TEL : 052-307-0489 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
| 1.脱フッ素・フッ素代替を考えるための、ぬれの基礎とこれまでの評価法の問題点 |
|
1-1 Youngの式 |
| 2.脱フッ素・フッ素代替に取り組むあなたも知っておきたい 動的ぬれ性の考え方と測定・制御方法 |
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2-1 動的ぬれ性とは? |
| 3.撥水/撥油処理の最新研究開発動向 |
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3-1 バイオミメティクス(生物模倣技術)とぬれに関する開発事例 |
| 4.長鎖有機フッ素化合物に依存しない各種撥水・撥油/難付着性処理技術~PFAS(PFOS/PFOA)規制への対応として~ |
| 4-1 フッ素フリー撥水・撥油処理の最新研究開発動向 4-2 各種機能性薄膜を利用したフッ素フリー撥水・撥油/難付着性表面の開発事例 4.2.1 単分子膜を利用した撥水・撥油性表面の作製方法とその特徴 4.2.2 ポリマーブラシ/薄膜を利用した撥水/撥油(液)性表面の作製方法とその特徴 4.2.3 有機-無機ハイブリッド皮膜による撥水/撥油(液)性表面の作製方法とその特徴 4.2.4 動的な撥油(液)性が発現するメカニズム 4.2.5 フッ素化合物よりも優れた耐熱性を示す撥油(液)性皮膜の作製方法とその特徴 4.2.6 オルガノゲルを利用した難付着性表面の作製方法と各種応用事例(着氷雪防止) |
| 5.親水/超親水性表面を利用した撥油性/難付着性付与技術 |
|
5-1 親水性/超親水性を得るための表面設計指針 |
| 6.最近のトピックス |
| 6-1 親水性と滑水性を兼ね備えた特異な表面の創製とメカニズムの解明 6-2 傷が植物並みに長期間、自己修復する超撥水性材料 |
| 7.質疑応答 |
| 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |





